アメリカとカナダの国境に位置するスペリオル湖には、豊かな生物多様性で知られるアイル・ロイヤル(ロイヤル島)という島がありますが、病気や近親交配などで島に生息するオオカミが激減し、島全体の生態系も崩壊の危機に瀕していました。しかし、冬の間だけできる氷の橋を渡って島に入った1頭のオスのオオカミにより森に「遺伝的救済」がもたらされた事例が、科学誌のScience Advancesで報告されました。 The far-reaching effects of genetic process in a keystone predator species, grey wolves | Science Advances https://www.science.org/doi/10.1126/sciadv.adc8724 How a lone 'immigrant' wolf revived a forest