3.「永遠の少年」タイプ 男は誰でも「永遠の少年」なのだそうだが、現実問題、妻子を養う大黒柱としての役割がある場合には、折り合いを付けて生きていくしかなかろう。ところが、ふと「懐かしい自分」に会いたくなる時があるのだろう。 小山聡さん(42歳)もそんな一人。妻の了解の下でトランクルームを借りて、趣味のフィギュアを飾っている。 仕事帰りに「わがヒーロー」に会いに行っては「全力で少年」になるのだそうだ。妻いわく「そんなことで明日への活力が湧いてくれるなら、御の字」なんだとか。 以上、フラリーマンを、家庭に不満がある派と不満はない派に分類し、解説してみた。30~40代は、男女共に仕事や子育て、家事に追われ、自分自身の時間を確保することがままならないことも多いだろう。 しかし、一ついえるのは、そんな時期も長くは続かないということだ。ここが夫婦の頑張り時である。 息抜きもガス抜きも人生には必要なこと