セルビア・モンテネグロ共和国のモンテネグロでは21日、独立の是非を問う国民投票が行われ、非公式調査で独立賛成派が小差で勝利した可能性が明らかになった。 ジャーナリストが国民投票の監視機関の調査結果として明らかにしたところによると、賛成は55.3%、欧州連合(EU)が定めた有効投票数55%を辛くも上回った。ジュカノビッチ首相も独立派の勝利に期待感を示した。 公式結果の発表は22日だが、21日夜には政府庁舎内が祝賀ムードに包まれ、首都ポドゴリツァ中心部では花火も打ち上げられ、大勢の独立賛成派の市民が街頭に繰り出した。 ただ、アドリア海に面した人口65万人前後のモンテネグロが、実際に独立を達成できるかは問題視されている。仮に独立が決まれば、旧ユーゴスラビア連邦は完全に解体する。 (CNN) 間もなく開幕するFIFA W杯にもセルビアモンテネグロは出場する。 昨年10月12日にベオグラードで行われ