ドイツ東部ライプチヒ(Leipzig)で、不用品のコンテナの中から再利用できるものを探すグレタ・タウベルト(Greta Taubert)さん(2013年8月12日撮影)。(c)AFP/LUTZ HOFMANN 【6月26日 AFP】ドイツのグレタ・タウベルト(Greta Taubert)さん(30)は1年間にわたって、私たちの暮らす消費社会を放棄した──。経済システム崩壊後の生活がどのようなものになるのかを体験したかったというタウベルトさんは、一銭も使わずに食べ、飲み、衣服を調達した。 12か月間の非消費生活の後に最初に欲しかった物は何だったのか。ドイツ東部ライプチヒ(Leipzig)のカフェで取材に応じたタウベルトさんは、「タイツ」と即答し、「それとトイレタリー(身だしなみ用品)もね」と付け加えた。 タウベルトさん、自家製のデオドラント、乳液、歯磨き粉を作ったという。全て100%オーガニ