※本ブログでは記事中にPRを含む場合があります 「保険会社が知られたくない生保の話」(後田亨著)を読みました。本書は、日経電子版で同氏が毎週連載しているコラムの総集編+アルファ(特にアルファが大事)でした。 人生において、不動産の次に大きな買い物とも言われる保険ですから、無用な保険料が削減できれば、その影響は数百万円レベルになることもありえるようです。 本書では、事例として保険販売員から顧客への説明文を取り上げ、それに対して筆者が疑問を呈する、というスタイルが多いです。 でも、私のように保険のことをよく知らない人にとっては、保険販売員の説明文を読んだ時点では、正直、「いいじゃん!」と思ってしまうでしょう。その後に筆者が投げかける疑問を読んで初めて、「ああ、そんなカラクリがあったのか」と気付かされます。 個人的にいちばん目からウロコだったのは、いま払い込む保険料と将来受け取る保険金の損得につ