文:いちむらまさき 撮影:山下陽子(SLANG) *この記事は書籍『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』(リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。 *画像は書籍からの流用のためモノクロです。ご了承ください。 A: 程度の差はありますが、大抵のピックは使っていくうちに多少は削れていくものです。特に巻弦を弾くとプレーン弦を弾く時よりも削れます。 また、ピック・スクラッチという弦をピックでこすって音を出すテクニックを使うと、ピックの側面がかなり大胆にデコボコと削れていくため、そこに弦が引っかかったり普通のプレイに支障が出ることもあります。 硬質の金属製ピックなどは別かもしれませんが、一般的なピックであれば削れることは避けられません、つまり“ピックが削れてしまって弾きにくい”と感じて使わなくなったなら、その人にとってはピックには寿命があることになります。 しかしギ