システム開発の見積を算出する方法は、大きく分けて4通りあります。以下では算出方法ごとの概要や特徴を紹介します。 ●類推見積(トップダウン) 類推見積は、過去にあった類似プロジェクト事例を参考に、具体的な見積を算出する方法です。事例を参考にするため、ほかの方法よりもスピーディーに見積を出しやすくなっています。予想工数や費用に大きなズレが生じにくいため、正確性の高さにも秀でた方法です。ただし、「初めてシステム開発の見積を出す」というケースにおいては、そもそも類似事例を参考にできません。類推見積は、あくまで類似事例があって成り立つ算出方法だという点を覚えておきましょう。 ●係数モデル(パラメトリック見積) 係数モデルとは、特定の数式モデルを使用して、各作業を数値化したうえで見積を算出する方法です。例えば、「製品Aを100個作る見積」を計算するケースの場合、過去のデータを参照に「製品Aを1個作るの
![システム開発における見積もりって何をチェックすればいい? - システム開発のプロが発注成功を手助けする【発注ラウンジ】](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f204f6385c622ae5c1fed8e1ac843059ee62796b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwordpress.hnavi.co.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2019%2F03%2FiStock-910790774-min.jpg)