DNS サーバである BIND の設定ファイル named.conf を書き換えた後、いきなり再起動してしまうと、記述エラーがあったときにデーモンが起動せず焦ります。 named-checkconf コマンドを使えば、事前に named.conf の記述が正しいかチェックをしてくれます。ただしチェックできるのは文法エラーとか、ファイルの存在有無だけです。ゾーンファイルの A レコードの値が正しいかとか TTL が適切かといった部分はチェックできませんので、DNS が稼動している状態で名前解決ができないなどのトラブルのときに使うものではありません。 # named-checkconf /etc/named.conf chroot している場合は、-t オプションを使います。 # named-checkconf -t /var/named/chroot /etc/named.conf name