20代、30代での転職が当たり前になり、今や、新卒採用の社員も、3人に1人が入社後4年未満で辞めてしまう時代。一体、何が彼らを早期に転退職させるのでしょう。特に最近は、「退職代行」というサービスで退職する若者が増えつつあると言います。 「退職代行」とは、実際どこまでを代行するサービスなのでしょうか? さらに退職を代行業者に頼む、今時若者の心理とは? サービスを運営するEXITの共同代表・岡崎雄一郎さんと新野俊幸さんに話を聞きました。 退職させないブラック企業からの“足ヌケ”が発端 退職代行サービスとは、本人の代わりに退職に関する事務連絡を代行するサービスのこと。社員が退職を希望した場合、企業は、その自由意思に従うことが法律で定められているが、知らない若者が多い。そのため、勤務先がブラック企業である場合、「退職したいなんて伝えたら、訴えられるかも」と怯え、退職できないことに悩んだり、言い出せ