次は、cloud-initの設定を変更します。cloud-initは、Linux OSを初期設定するためのサービスです。 Linux OSの構築後、インスタンスのイメージ(AMI)を取得することは一般的かと思います。AMIは、Auto Scalingによるスケールアウト時や単純に2台目以降を複製するケース、あるいは障害からの復旧や人為的ミスから以前の状態を復元するなどの目的で取得します。 下記のcloud-initの設定変更によって、インスタンスの起動時に本記事で設定した内容がデフォルトに戻らないようにします。 以下、設定変更するパラメータの説明です。他のパラメータは必要に応じて、調査・変更ください。 ssh_pwauth → “1"を設定して、インスタンス初回起動時に、デフォルトでパスワード認証を選択する(後述するプライベートなサブネットに配置したEC2で認証方法にパスワード認証を選択し