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ブックマーク / note.com/shinshinohara (3)

  • 「勉強しないとどうなるか」という脅し|shinshinohara

    勉強しようとしない我が子を見て、「勉強しないとどうなってしまうか」という将来の話をし、なんとか勉強する気を起こさせよう、とする親は多い。気持ちは分かる。勉強しなければ損をする。我が子を思えばこそ、勉強しとけとアドバイスせずにはいられない、と。ただ。 「勉強しなければこうなってしまうぞ」という話は、子どもにとって脅しとなる。そうした脅しを聞いた子どもは勉強に対してどう思うかというと、「こんな脅しでもかけないと勉強しないと思われるくらい、勉強というのはつらくて面白くないんだ」という裏メッセージを受け取ってしまう。その結果。 ますます勉強するのが嫌になる。脅さなければ勉強するはずがない、という親の思いを感じ取って、ますます勉強に対して気が重くなる。ほとんどの子はこのためにますます勉強が嫌になり、なるべく逃げようとする。逃避しようとする。 ごくたまに例外がいる。もともと勉強ができる子。自分は良い成

    「勉強しないとどうなるか」という脅し|shinshinohara
    gowithyou
    gowithyou 2023/03/23
    そもそも学問というのは人間が本来持つ知的好奇心から来ているものなので、知的好奇心を刺激するような方向で促すのが正攻法だと思う。
  • 鳥、魚、虫が山を緑にする?|shinshinohara

    昔から不思議に思っていたことがある。「山には誰も肥料をまかないのに、なぜあんなに青々と木々が生い茂るんだろう?」山はむしろ雨にさらされ、上から下へと養分を抜き去られるばかり。それが百年も千年も続けば、山は肥料分を失い、いつか植物が育たない場所になるはずなのでは。 特に、リンはどうしようもないはず。窒素分は微生物が空気中の窒素ガスからアンモニアを作る窒素固定というのがあるからなんとかなる。カリウムは、海水の水しぶきが風に流され、雨に含まれて降ってくることもある。他のミネラルは岩石に含まれる。けれどリンだけはどうしようもない。 山にリンを運ぶものがいるはず。可能性が高いのは、鳥、魚、虫。海辺で魚をべた鳥は、山の木々に止まってフンをする。サケやアユなどの魚は川をさかのぼり、クマやキツネにべられ、それらの動物が山で歩き回りながらフンをする。そのフンをべた虫がまたそこらじゅうでフンをする。 こ

    鳥、魚、虫が山を緑にする?|shinshinohara
    gowithyou
    gowithyou 2022/10/29
    そうなんか。人間って本当にいろんな自然環境を壊してくな
  • 大規模農業と小規模農家の繰り返し|shinshinohara

    歴史って面白いなあ。 口分田を与えて小規模農家の権利を明確にし、勤労意欲を高めようとしたら、数十年で制度にほころび。墾田永年私財法がきっかけで荘園という名の大規模農業が発達。戦国時代の終わりまで荘園の名残は続いたけれど。 大規模農業(荘園)の従業員にあたる名子の働きが悪くなっていた。そりゃ、人に使われるだけじゃやる気が出るはずもない。結婚もできない(経済的にムリ)だし。 そんな戦国末期、治水技術や干拓技術が発達してきた。信長や秀吉、家康は当時僻地だった東海地方の平野部で広大な農地の開拓に成功。 働きの悪い従業員(下人)は解雇して、夫婦だけで新田で独立した方がよいと考える小規模農家が増えた。また、解雇された従業員も独立して新田を耕し、自分も小規模農家に。一気に生産力アップ。信長、秀吉、家康といった英雄が東海地方からわいて出る原動力となった。 多くの農家は太閤検地を受けたがった。それまで荘園が

    大規模農業と小規模農家の繰り返し|shinshinohara
    gowithyou
    gowithyou 2022/05/06
    左翼と右翼、保護貿易と自由貿易、といった主義主張の趨勢の入れ替わりはよく起きている。
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