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大規模農業と小規模農家の繰り返し|shinshinohara
歴史って面白いなあ。 口分田を与えて小規模農家の権利を明確にし、勤労意欲を高めようとしたら、数十年... 歴史って面白いなあ。 口分田を与えて小規模農家の権利を明確にし、勤労意欲を高めようとしたら、数十年で制度にほころび。墾田永年私財法がきっかけで荘園という名の大規模農業が発達。戦国時代の終わりまで荘園の名残は続いたけれど。 大規模農業(荘園)の従業員にあたる名子の働きが悪くなっていた。そりゃ、人に使われるだけじゃやる気が出るはずもない。結婚もできない(経済的にムリ)だし。 そんな戦国末期、治水技術や干拓技術が発達してきた。信長や秀吉、家康は当時僻地だった東海地方の平野部で広大な農地の開拓に成功。 働きの悪い従業員(下人)は解雇して、夫婦だけで新田で独立した方がよいと考える小規模農家が増えた。また、解雇された従業員も独立して新田を耕し、自分も小規模農家に。一気に生産力アップ。信長、秀吉、家康といった英雄が東海地方からわいて出る原動力となった。 多くの農家は太閤検地を受けたがった。それまで荘園が
2022/05/05 リンク