岐阜県と岐阜市は2日、新たに土岐市、美濃市、可児市、岐阜市で計5人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。美濃市の70代女性、可児市の60代男性は、いずれも感染経路が不明。土岐市の30代男性は、愛知県警の警察官で、岐阜市の30代男女2人は、1日に感染が確認された女性の同僚。県内の感染者は36人となった。 県内での感染確認は12日連続で、3月31日以降は感染経路が不明な人が連日確認されている。県担当者は記者会見で、市中感染が起きている疑いがあると指摘した。県内での感染拡大が新たな局面に入った可能性が出てきた。 県によると、美濃市の女性、可児市の男性はともに重症ではない。県内では可児市で合唱団などのクラスター(感染者集団)が確認されているが、2人とも関連は確認できていないという。それぞれ同居家族がおり、濃厚接触者として検体検査などを行う。 土岐市の男性警察官は、名古屋市で感染した同僚警察