8日、岐阜市で道路に埋められた貯留槽の重さ2トンのふたが突然外れて走行中の車にぶつかり1人がけがをした事故について、市は、貯留槽に大量の雨水が流れ込み、貯留槽内の空気が圧縮されて一気にふたを押し上げたとみて、詳しい原因を調べるとともに、再発防止策を検討することにしています。今回の大雨による岐阜県内のけが人は、これで1人となりました。 8日午前6時40分ごろ、岐阜市松ケ枝町の市道で、雨水を一時的にためるために道路に埋められた貯留槽の重さおよそ2トンのふたが走行中の車にぶつかり、車に乗っていた3人のうち10代の女性が軽いけがをしました。 市によりますと、この貯留槽は平成26年に浸水被害を防止するために地下7メートルの深さに整備されたもので、25メートルのプールおよそ20杯分にあたる6200立方メートルの雨水をためられるということです。 市のこれまでの調査で、大量の雨水が短時間に貯留槽に流れ込み
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