文:河村康彦 ボクスターに続き、ミッドシップの基本骨格をシェアするケイマンにも、大幅なリファインの手が加えられた。 最新ボクスター同様、“718”の名称が与えられたことからも明らかなように、変更メニューの中で最も注目に値するのは、2人分のシート背後に搭載される水平対向エンジンが、従来の自然吸気6気筒ユニットからターボ付きの4気筒ユニットへと改められたことだ。 そして僅かではあるが、これまで常にボクスターシリーズを上回る最高出力値を誇ってきたケイマン用ユニットが、今回の718 ボクスターと718 ケイマンでは、その出力スペックが完全に同一になった。これを根拠として、これまではボクスターよりも高かったケイマンのプライスタグが、今度は「ボクスターよりも下」という位置づけに変更された点も、今回のニュースのひとつである。 一方で、「走りのパフォーマンスが高いのだから、より高価なのは当然」という、ちょ
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