米国西海岸はモンタレーベイで毎年8月に開催される「ペブルビーチ・コンクールデレガンス」は希少なクラシックカーの集まる富裕層向けイベントとして世界的に知られている。じつはもうひとつの顔がある。富裕層が集まる機会を利用して、自動車メーカー各社が高級車のコンセプトモデルをお披露目する場でもあるのだ。 あえて書いておくことは、会場に並べられたクローム満載のクラシックカーに対して面の豊かな表情で個性を演出するデザインが明確なコントラストを作り出していた事実だ。ヘリティッジを大切にしつつ未来へと進むというキャデラックデザインの方式を如実に示すモデルである。 クーペではメルセデス・マイバッハの「ビジョン メルセデス マイバッハ6」が注目を集めていた。車名にあるとおり「6」メートルの全長というかなり大型の2ドアクーペで、流線形というむかしふうの表現を使いたくなるような、どことなくレトロスペクティブでありな
Aston Martin DB10 スペクターの映画撮影のために製作され、入手することができる唯一のDB10だけにオークションが白熱。右の写真は落札したときの会場の様子。 Movie Goods 映画『007 スペクター』で使用されたプロップがクリスティーズのチャリティー・オークションに出品された。トップロットはアストンマーティンDB10。落札金額は予想価格を倍上回る243万4500ポンド(約3億9000万円)。オークションの売り上げは、“国境なき医師団”をはじめとするNPO団体にすべて寄付された。 SPECTRE GOLD RING 『007 スペクター』に登場した国際犯罪組織「スペクター」の指輪。映画用に2点製作されたうちのひとつ。9カラットのイエローゴールド。予想価格を8倍上回る3万2500ポンドで落札(約507万円)。 RICHARD MILLE Hommage a Bou
世界的ベストセラー『星の王子さま』は、さまざまな示唆に富んだ大人のための絵本だ。王子さまは、無邪気に、ときに辛辣なほどに現代に生きる私たちに言葉を投げかけてくる。 写真・淺田 創 @ SECESSION 文・川上康介 スタイリング・井田正明 クリエイティブディレクション・橋田光靖 169年に及ぶ時計づくりの匠の技の伝統を受け継着デザインされ、プレミア ジュエリー&ウォッチブランドであるティファニーが発表した、「ティファニー CT60」のアニュアルカレンダーウォッチ。 「ティファニー CT60 アニュアルカレンダー」 18Kローズゴールドケース、自動巻き、40mm径、ブラック ソレイユ ダイヤル、ブラック アリゲーター ストラップ ¥2,405,000<TIFFANY & CO.> アントワーヌ・ド・サンテグジュペリは、飛行士としても知られた存在だった。 サハラ砂漠に不時着した操縦士の『ぼく
この連載では、女性、特に単身女性と母子家庭の貧困問題を考えるため、「総論」ではなく「個人の物語」に焦点を当てて紹介している。個々の生活をつぶさに見ることによって、真実がわかると考えているからだ。 今回紹介する女性は、3人の子どもを育てるシングルマザーだ。ごく一般的な女性だった彼女が、なぜ貧困に苦しむようになったのか。 生活は苦しい、希望はない、毎日死にそう 埼玉県央にあるJR駅。そこから50分〜1時間に1本しかないバスに乗って20分、バス停の奥にシングルマザーの村上尚子さん(45歳、仮名)が居住する団地が広がる。築50年近くか、外壁は老朽して黒ずみ、すべての郵便ポストはさび付く。現在、18時半。村上さんは中学生、高校生の3人のお母さんだ。勤務先から帰宅した村上さんは慌てて子どもたちの夕飯を作り、“今日、帰りが遅くなるから”と書き置きし、われわれが待つ1階に急いで降りてくる。 「本当に忙しい
日米のホンダが持つ技術力と英知を結集させた元祖和製スーパーカー、NSX第2世代モデルが待望の登場を果たした。初代モデルの生産中止から気がつけば早10年。ハイブリッド機構や最先端の軽量化技術など、現状市販車に採用可能なハイテクを出し惜しみなく満載した新型NSXの注目すべきその価格は、なんと2370万円だ。 その価格からも分かるように、スーパーカーの常識を覆したコストパフォーマンスを持っていた初代モデルとは立ち位置がまったく異なる。新型NSXがガチの勝負を挑むのは、市場で先行する欧州スーパーカーたち。フェラーリやメルセデス・ベンツといったF1のライバルはもちろんのこと、ポルシェやランボルギーニ、さらには同胞たるマクラーレンでさえも宣戦布告の対象になる。 現状、日本唯一のミッドシップスーパーカーと呼べるNSXの第2世代モデルは、デトロイト・ショーでの発表時にも話題になったように、北米ホンダを中心
はじめに、日本を代表する仮想ネットワークの専門家である東京大学・中尾彰宏教授の「スライシング(slicing)」という通信関連技術の記事から引用したい。この記事は、筆者による中尾氏へのインタビューから再構成したもので、掲載した「5GMFサイト」全体のプロデュースと運営も筆者が経営するスタイルで行っている。 ネットワークを「データを配送するためのパイプ(土管)」に見立てた場合、従来のネットワークは「複数の種類のデータが1本のパイプで移動しているよう」なものでした。ネットワークスライシングは、1本のパイプを、データの種類ごとに「独立(isolate)」した複数のパイプに仮想的に分割し、かつ、各々のパイプに計算能力やストレージを備えることにより、インテリジェントかつダイナミックに構成を変えることができるパイプに進化させる技術です。求められている要件が全く異なるデータが混じってしまうとネットワーク
地元で獲れたきじはたを使った「鮮魚のビルバイーナ」。ビルバイーナとはバスク地方ビルバオの郷土料理で、開いた魚をソテーし、酸味をかけて乳化させてそのソースで焼き上げていく。エテレギア風にアレンジも加えられて。
「そうなんです。2003年、ちょうど20歳のころだったのですが、自分でもすごく手応えを感じた撮影で、ちょっとした転換点になったんです。あれから約10年たって、被写体として自分がどれだけ変化をしたのか、どんな表現ができるのか、それをもう一度トライしてみたいなと思って今日は臨みました」 振り返ってみると、いったい、どんな20代だったのだろう。 「勢いでやってきた10代とは違い、いろいろ気づいたり、ぶち当たったりした10年でした。まあでも、ようやく身体面でも精神面でも自分でコントロールできるようになってきて、さあこれからという感じです。いろいろやったようでいて、実は未経験なことばかりなので、自分で枠を決めてしまわずに、自然体でいたいですね。そうすることでパブリックイメージはもちろんですが、自分にとっても新しい上原多香子像をつくっていけたらいいなと思います」
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