この間、スニーカーのコレクターと話をした。なんでも、ファッションの世界では底の厚いスニーカーが流行っているらしい。たまたま街でルイ・ヴィトンのショーウインドウを見かけたが、なるほど写真に映ったモデルは、彼が言ったとおり、80年代風のモッサリとしたスニーカーを履いていた。いわく「今や野暮ったく見えるほうがトレンドなんですよ」。 時計の世界で野暮といえば、1960年後半から70年代後半にかけてのデザインだろう。薄いクオーツムーブメントを開発できなかったスイスの時計メーカーは、在庫として残った分厚い機械式ムーブメントを、こぞって、キッチュなケースにくるんで売りさばいた。あのIWCでさえ、熱病に浮かされたように風変わりな時計を作ったぐらいだから、60年代から70年代において、奇抜さとは、ひとつのトレンドだったのかもしれない。 ここ数年、各社は血眼になって復刻モデルを作ってきた。理由は簡単で、確実に
ミラノ「エクセルシオール ホテル ガリア」エグゼクティブシェフ、ヴィンツェンツォ・レヴァノ氏。イタリア南部カンパニア州出身の33歳。前職はミシュラン3ツ星レストラン「Da Vittorio」で活躍。 世界各地に6,500軒以上のホテルを展開するホテル企業マリオット・インターナショナル(以下マリオット)は、同社が展開するロイヤリティプログラム「スターウッド プリファード ゲスト(SPG®)」と「スターウッド プリファード ゲスト(SPG®) 」において、新たにマリオット リワード(ザ・リッツ・カールトンリワードを含む)」というポイント交換プログラムを導入した。 「マスタークラス」とは、SPGおよびマリオット リワードがポイント交換カテゴリーの一つとして掲げる「モーメンツ」というカテゴリーの中の一つのプログラム。無料宿泊やレストラン利用といった従来のポイント交換ベネフィットだけなく、「体験」に
ランやジムワークが多くの人々のライフスタイルに組み込まれつつある今、機能性ばかりのトレーニングスタイルでは、もはや物足りない。モードデザイナーの感性、ストリート、そしてヒップホップの空気感などのトレンドを巧みに取り入れると、ひと昔前であればゆったりすぎてダサいと思われていたようなスタイルも今だから逆にクール。 ブランド創設15周年を記念し、ヨウジヤマモトのロゴ入りアイテムも登場。ペーパー風のタイベック製リバーシブルジャケットをメインに、白でまとめたルーズフィットが今の気分だ。ブルゾン ¥53,500、パーカ ¥44,000、パンツ ¥27,500、スニーカー ¥44,000〈すべてY-3/アディダス ファッション グループ ショールーム ☎03-5547-6501〉 オールインワンジャージーが登場 ストリートファッションにおけるトレンドアイテムとしても注目される、トラックスーツをアップデー
テニスのモナコ・オープンにカンヌ映画祭、フランス・リーグアンのビッグ・マッチなど、4月から5月にかけて南仏では、スポーツや文化のイベントが目白押しになる。夏のバカンス客でごった返す真夏とはまたひと味違う、初夏の社交シーズンといった趣だ。なかでもF1のモナコ・グランプリ(以下GP)、つまりGPウィークは欧州のスポーツ・カレンダーでも重要な位置を占める。 地元の自動車クラブが主催するスポーツ・イベントであるとともに、モナコGPはモナコ王室が後援し観覧する御前レースでもあるという、毎年恒例のロイヤル・イベント。実際、ウィナーが王室から直接トロフィーを手渡され祝福されるグランプリはほかになく、F1開催地のなかでモナコだけは、FIAから開催権利料の支払いを免除されている。お金を払ってF1を呼ぶどころか、F1を開かせてやっているというスタンスの、地球上で唯一の場所なのだ。 F1グランプリの中でも別格扱
第20回ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2018がスタート。オープニングセレモニーに三代目JSBら豪華ゲストが勢ぞろい アメリカのアカデミー賞公認の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル & アジア 2018」(SSFF & ASIA)のオープニングセレモニーが6月4日、渋谷ヒカリエホールで行われ、世界中から参加したクリエイターたちや出演俳優をはじめ、SSFF & ASIA代表の別所哲也、フェスティバル・アンバサダーのLiLiCo、フェスティバルナビゲーターを務める三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE(三代目 JSB)の山下健二郎、岩田剛典らが登場した。 文・冨永由紀 山下と岩田は、EXILE HIROと別所哲也、作詞家・小竹正人によるコラレボーレション『ウタモノガタリ –CINEMA FIGHTERS project-
ペット(?)のニワトリを抱えて、フィッシュ・アンド・チップスを買いに行くハリー・スタイルズ。この不思議な構図はグッチの 2018年秋冬テーラリングの広告ビジュアルのものだった。 グッチのクリエイティブ・ディレクター、アレッサンドロ・ミケーレの手による2018年秋冬のテーラードスタイルをハリーが着用し、北ロンドンにあるフィッシュ・アンド・チップスの店で撮影をおこなった。これまでグッチの広告ビジュアルを手がけてきたイギリス人のファッション・フォトグラファー、グレン・ルックフォードがハリーを撮り下ろした。 ミケーレが提案する今季のテーラードはどこかロマンチックでノスタルジック。ラペルに一連の花刺繍をあしらったウールモヘア・ジャケットにカントリー風のネルシャツを合わせた貴公子姿。あるいは、ピンストライプ・スーツの上にギンガム柄のガウンを羽織るというちょい贅沢なご近所スタイル。レトロチェックの3ピー
エクステリアは一見、旧型と変わらない印象を受けるが、実は細部にわたり改良を施している。テールゲート外側のスペアタイア、ボディ外側に設置したドアヒンジ、ボンネット上のウインカーなど、これまでのGクラスを象徴するデザインはそのままに、新デザインのフロントグリルやバンパー、LEDヘッドライト/リア・コンビランプを採用、Gクラスの個性を現代風にアレンジした。なお、ボディサイズは先代に対し、全長がプラス53mmの4817mm、全幅がプラス64mmの1931mmへと拡大した。 インテリアは、現代の水準に見合う内容に進化した。メーターパネルはEクラスやSクラスなどとおなじく、フル液晶メーターに変更、視認性を高め、情報量を増した。また、最新のテレマティクスサービス「Mercedes me connect」も標準装備する。これら最新装備とともに、助手席前方のグラブハンドルや、3つのディファレンシャルロックを
A350-900ULRはA350-900の超長距離型として登場した。燃料搭載量を最大16万5000Lにまで増加、最大離陸重量も280トンに増やした同機は、最長19時間をノンストップで飛行できるという。双発旅客機の航続距離としては世界トップクラスだ。 機内は従来のA340に対し、高まった天井や、拡大した窓によって居住性を高めている。また、時差ボケを軽減する照明などによって、これまで以上に快適な空間になっているという。なお、同路線の座席は2クラス制を採用。ビジネスクラスを67席、プレミアムエコノミークラスを94席備える。ファーストクラスおよびエコノミークラスの設定はない。 運行開始は2018年10月11日の予定。まずはシンガポールを月曜日、木曜日、土曜日に出発する週 3 便で運航し、その後、追加機を投入して10 月 18 日より毎日運航していくとのこと。 同社CEOのゴー・チュン・ポン氏は「シ
ミリタリーやワークといった武骨なユーティリティウェアとトラッドのエッセンスを取り入れたコレクションで人気のブランド、キャプテンサンシャイン。そのデザイナーを務めているのが、児島晋輔氏だ。近年は、ウールリッチのゲストデザイナーを務めるなど、活躍の場を広げる彼にとって、暖かくなる季節は待ち望んでいたようだ。 そんな季節を満喫するために、洋服の素材選びには気を使っているという。 「シアサッカーやリネンなど、春夏の定番素材を取り入れますが、個人的にはシルクを混紡した生地が好みです。シルク混にすることで、適度なハリと清涼感が生まれますから」 キャプテンサンシャイン定番のフィールドラップジャケットは、春先になると出番が多くなる一着。毎年、マイナーチェンジを繰り返し、素材をアップデートしながら作り続けている。 「今季は綿シルクのシアサッカー生地を作りました。春夏のアイテムですが、あえてダークトーンを使う
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