とり・みき PROFILE 1979年、少年チャンピオン『ぼくの宇宙人』でデビュー。主な代表作に『るんるんカンパニー』『クルクルくりん』『愛のさかあがり』『石神伝説』『DAI-HONYA』(第25回星雲賞コミック部門受賞)『SF大将』(第29回星雲賞コミック部門受賞)『遠くへいきたい』(第42回文藝春秋漫画賞受賞)など。最新作は、ヤマザキマリと共著の『プリニウス』(新潮社。現在、第6巻まで刊行中)。 www.torimiki.com
![遠くへいきたい 第9回](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a0e979550efe8aa56a8d68554c618fca992b2f78/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fmedia.gqjapan.jp%2Fphotos%2F5d27beeb5c3a8c000857c29b%2F16%3A9%2Fw_1280%2Cc_limit%2F180530-09GQ02.jpg)
ロンドンベースのデザイナーたちは個性的で、遊び心を欠かさないファッションを生み出している人が多いと、記者はいつも思う。チャールズ・ジェフリー ラバーボーイの最新コレクションを見て、改めて実感できた。 今回のテーマはジェンダーレスなアスレジャー・スタイルで、さまざまな体型がもたらす素晴らしさを讃えるというデザイナーのチャールズ・ジェフリーの思いも込めている。特殊メイクでモデルの顔を変形したり、頭に不気味なヘッドピースを飾ったりして、人の外見はそれぞれ、美の既成概念にとらわれないことの大切さを表すための仕掛けであるのかもしれない。
今を去ることちょうど10年前の2008年、日本を代表するフェラリスタのひとり、平松潤一郎氏によるオーダーで製作した「SP1」を皮切りにスタートしたのが、フェラーリ本社による「ワンオフ・プログラム」事業だ。 これまでにもフェラーリは、同プログラムで数多くの素晴らしいマスターピースを生み出してきたが、その作品リストにこのほど新たな1台が加わった。その名はフェラーリ SP38。488 GTBをベースとする世界でただ1台のスーパーカーである。 新たに採用した3層塗装のメタリックレッドで彩った総アルミ製ボディは、フェラーリ本社のチェントロスティーレ(デザインセンター)がデザインワークを担当。故エンツォ・フェラーリ邸前にて撮影された写真を見る限り、その出で立ちは、現行モデルの跳ね馬たちとは明らかに異なるプロポーション&ディテールで、極めて新鮮なものだ。 ベースとなる488シリーズと比べると、リア側のビ
東京ミッドタウンに今年3月29日にオープンしたブランドコンセプトショップ「LEXUS MEETS...」のなかには、レクサスがセレクトした雑貨を取り扱うブティックの「STEER AND RING」、そして日本の食材にこだわったカフェの「THE SPINDLE」があり、多くの人にレクサスが持つ世界観や魅力を伝える。 その隣にある「THE SPINDLE」は、イートイン形式のカフェ。コーヒーやスウィーツ、サンドウィッチなどの軽食に加え、ワインやシャンぺン、クラフトビールなど豊富なアルコール類、アペタイザーを用意する。 アペタイザーのメニューを見ると「生ハムスライス」、「トリュフ風味の鴨つくね 卵黄添え」、「赤鶏さつまのロテサリーチキン」とともに、なぜか“餃子”がある。しかも、オーソドックスな焼餃子・水餃子といった類のものではない! メニュー名を挙げると「仔羊餃子 ヨーグルトミントソース」、「豚
青山でヘラジカに接近遭遇体験できる、そんなワイルドな企画が行われていることを知って行ってみました。ボルボスタジオ青山の前に行ったら通りすがりの男子高校生が、「世界一安全なクルマなんだよね」と噂しているのが聞こえてきました。まさかサクラではないと思いますが、男子高校生にまで評判が広まっているとは。 「VOLVO XC40 REMOTE TEST DRIVE」は、スマホでXC40のテストドライブ体験ができるデジタルコンテンツ。XC40は、今年輸入分のほぼすべてが売れてしまったほどの人気車種です。買えないまでもラジコンカーで体験してみたいです(それ以前に運転免許を持っておりませんが……)。ちなみに、このコンテンツは、来店してもしなくても、自宅などからスマホで体験可能です。土日は抽選になるくらい人気だとか(ショップ内では、こちらのラジコン以外にVRでもヘラジカ遭遇体験できます)。 順番が来たのでス
・「こうもり傘に4つの車輪を付けた感じ」の簡素なクルマであること。 ・しかし人間4名と50㎏のジャガイモまたは樽を載せて走れること ・時速60㎞で走行できること。 ・3リットルのガソリンで100㎞以上走れること。 ・カゴいっぱいの生卵を載せて荒れた農道を走行しても、卵が割れないぐらい乗り心地が良好であること。 ・それでいて安価であること。 1930年代後半の技術では「無理!」と思われたこのオーダーを、しかしシトロエンの技術者たちは見事に具現化してみせた。そして身長2m近い大男であったブーランジェ自身がシルクハットを被ったうえで車内に乗り込む「ハット・テスト」も、2CVのプロトタイプは見事にクリアした。 第2次世界大戦によるパリ陥落とその解放を経て1948年10月、シトロエン2CVはフランス最大のモーターショーであるパリサロンにて発表された。発表直後こそ「醜いアヒルの子」「乳母車」などと嘲笑
セレブリティのスーツの着こなしを研究する連載の第3弾。俳優、ジェラルド・バトラーについて、ファッション・ジャーナリストの池田保行が解説! 文・池田保行 写真・AFLO 俳優のジェラルド・バトラーは、リメイク版『オペラ座の怪人』(2004年)で、妖艶な怪人ファントムを演じ、多くの女性たちを虜にした。だが、その美声を一転させて映画『300〈スリーハンドレッド〉』(2007年)で魅せたのはムキムキのナイスバディ。「This is Sparta!」と叫び、使者を蹴落とすシーンで見せたのは、ファントムを演じた俳優と同一人物であることが疑わしいと言われるほどの力強さであった。その後は『P.S. I Love You』(2007年)や『ファミリー・マン ある父の決断』(2016年)などで紳士的な役もこなしたが、やはり彼の真骨頂は鍛え抜かれた“肉体”だろう。 スコットランド出身のバトラーは、グラスゴー大学
Porsche Celebrates 50th Anniversary of 911’s First Victory at Monte Carlo ポルシェ911はモンテカルロ・ラリーで1968年に初めて総合優勝し、1970年まで3年連続の1-2フィニッシュと圧倒的強さを発揮した。大雪のサバイバルラリーとなった1978年にも総合優勝を果たした。最初の勝利から50年後、そして最後のそれから40年後の今年を、ポルシェ・ミュージアムがモナコで、いかにもポルシェ流に祝った。 文・南陽一浩 写真・Deniz Calagan/ Porsche Museum、南陽一浩 編集・iconic 取材協力・ポルシェ・ジャパン、ポルシェ・ミュージアム
狭い島国の中で暮らしていると、日本のデザインは最も洗練されているというCOOL JAPANの幻想に囚われがちです。しかし先日出張で行った香港には、予想以上にセンスが良くてクリエイティブなお店が多く、日本人として焦燥感を覚えました。 香港のショッピングモールや空港などに入っている「Design gallery」は、デザイナーズアイテムを扱ったショップ。「ALL 香港デザインです」と店員さんが胸を張っていました。日本でいうと、IDEA SEVENTH SENSEとかKONCENTみたいな、都会人の心の隙間に入ってくる魅力的な品揃え。日本のきれいにまとまったデザイン系ショップよりも、熱帯の創造エネルギーがうずまいている感じです。赤と青のビニールの敷物の素材を使ったステーショナリーや、レインボーカラーの延長コード、ロボ形のスピーカーなど、楽しくてPOPなプロダクトが並んでいました。ガジェット系も充
お父さんが履いていそうな"ダッドスニーカー"をはじめ、ボリュームたっぷりなスニーカーが世を賑わせている。注目の新作スニーカー10足をピックアップした。 撮影: 小嶋晋介、長尾大吾 スタイリング:飯垣祥大 文:増田海治郎
映画祭開催20周年! 6月17日(日)に東京・明治神宮会館で開催される「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA 2018)」のアワードセレモニーを、GQ JAPANが独占ライブ配信する。GQ公式FacebookにてPM3時半より配信をスタート。SSFF & ASIA代表の別所哲也とフェスティバルアンバサダーのLiLiCo、さらにゲストブリティとして菊川怜、千葉真一、中川翔子、三池崇史、本仮屋ユイカらが歩くレッドカーペットの模様やファッションチェック、インタビューを行なう予定だ。 映画祭開催20回目を迎える今年は、コンペティション部門のグランプリが「ジョージ・ルーカス・アワード」に改称され、セレモニーでは世界で初めてルーカスの名を冠したアワードの受賞作品が発表される。受賞作は2019年度の米国アカデミー賞短編部門のノミネート選考対象作品となる。 2018
先週、超絶的な争奪戦となったシュプリーム×リモワのコラボレーション。もっかモテモテのNYのストリートキングの今週のお相手は"ワニ"だ! 文:増田海治郎
オーストラリアとニュージーランドの首都はどこか? シドニーとオークランドと答えた方は残念。中学校の社会科の問題のようだが、答えはオーストラリアがキャンベラ、ニュージーランドがウェリントン。国の中枢となる首都(キャピタル)はビジネスで出張に行くというイメージが強いがアートや美食体験、ホテルライフなど最先端の魅力を持つトラベルデスティネーションでもある。オセアニアを代表するエスタブリッシュメントな二都市をホッピング、成熟したライフスタイルを体感する。
ロゴの人気が高い今、ブランドアイコンをバックルにしたベルトをいち早く手に入れたい。注目はサルバトーレ フェラガモが新しくリリースした「スイッチベルト」。アジャスタブルでチェンジャブルな、画期的アイテムである。 ベルト本体はブラック一色。ただし、フォーマルな印象のスムースレザーと、シボがカジュアルなグレインレザーのリバーシブル。そこに「ガンチーニ」のバックルがセットされる。ガンチーニとは1969年ハンドバッグのクロージャー(留め金)として登場以来、サルバトーレ フェラガモを代表する人気なモチーフ。イタリア語で「小さなフック」を意味する。 このキャッチーなデザインのバックル2個とベルトがセットのボックスが2種類、バックル一個のセットは3種類。ブランドならではの鮮やかなレッドのボックスはそのまま収納として使えるので、まずは基本セットの購入が便利かもしれない。 バックル単体はゴールド、シルバー、ガ
2013年に登場したi8は、PHEV(プラグ・イン・ハイブリッド)機構を搭載したスーパーカー。今回のマイナーチェンジで新たにオープンモデルが加わった。 「Nice Car!」 恐ろしくダスティで曲がりくねった細い峠道を、大量のロードバイクが幾度もすれ違って行く。BMWのスタッフには「くれぐれも注意を」と言われたが、マナーの悪いモーターサイクリストたちは今のところひとりもいない。しかも、すれ違うたびに誰もが笑顔で手を振り、サムアップして口々に褒め称えてくれるのだ。「Nice Car!」と。 「別にボクのクルマではないんだよ……」 なんて思いながらも、とても気分がいい。バイカーたちがみんな感じがいいのは、試乗会場となったマヨルカ島にやってくる人たちがジェントルマンだからだ。マヨルカ島のリゾートとしてのステータスの高さの証でもある。もちろん、このi8ロードスターがマヨルカ島の地に、そしてスペイン
ジョン ローレンス サリバンの2019年春夏コレクションがロンドン・ファッションウィーク・メンズで発表された。デザイナーの柳川荒士氏は今シーズン、70年代末から80年代までにかけて盛んなポストパンクとニューウェーブのスタイルをストリートウェアに蘇らせた。 インスピレーションとなったのは、80年代に活躍したイギリスのニューウェーブ・バンド「デペッシュ・モード」のフロントマンであるデイヴ・ガーン。光沢感抜群のPVC素材のコート&パンツ、ウォッシュ加工のデニムベスト、ブローセル・クリーパーズ(厚底靴)などのアイテムに、フード付のチェックシャツやスポーティなプルーオーパーを組み合わせて、若きガーンの反抗的でハードな装いにストリートのひねりを加えた。
クラシックな銘品は、時代に左右されない。つまりは長く愛用できるということ。だから、投資に見合うだけの価値があるといえる。でも、全身をクラシックで揃えるのは気分じゃない。誰もが知る定番やスタイルをアレンジしてみせる、真=新の”クラシックバットニュー”スタイルサンプルを、テーマ別にわかりやすく紹介。機能素材を取り入れたテーラードスーツをスポーツシーンで活用するテクを指南する! Words: Kaijiro Masuda Styling: Shingo Fukuyama Photos: Shinsuke Kojima, Daigo Nagao Hair & Make-up: Ken Yoshimura @ Avgvst アスレジャーとは、アスレチック(Athletic)とレジャー(Leisure)を組み合わせた造語。スポーツウェアを普段着として取り入れたスタイルで、2015年頃からアメリカで火が
夏本番に向けてスイムウェアを探している気の早いファッショニスタに朗報である。今年の春夏コレクションで、ステラ マッカートニーが初めてメンズ・スイムウェアのコレクションを発表したからだ。ブランドのシグネチャーデザインを反映したアイテムはリゾートムードを漂わせつつ、快適かつ実用的な仕上がりとなっている。 スイムショーツ、ブリーフ、ポロシャツ、リネンシャツなどに加え、タオルやラッシュガード、ビーチバッグといったプールやビーチサイドに必要なアイテムが揃う。レディ・トゥ・ウェアのコレクションでも見られるトロピカルプリントやスターモチーフの刺繍が夏を盛り上げる。商品の価格帯は2万2000円から3万8000円まで。 注目のスイムショーツは、ショート、ミドル、ロングと3種類の丈を取り揃えており、柔らかなコットンやジャージ素材、リサイクルナイロンで作られている。また、ポロシャツにはオーガニックコットンを使用
大江戸線・麻布十番駅から5分程歩いた雑居ビルの3Fに“羊愛”に満ちた店がある。ここ「羊SUNRISE」はジンギスカンを得意とする羊肉専門店。カウンターでジンギスカンを提供する。 この店では、さまざまな種類の羊肉を食べ比べすることができる。羊肉は月齢によって、ラム(12カ月未満の子羊)、ホゲット(12〜24カ月)、マトン(24カ月以上)と呼ばれる。ニュージーランド産やオーストラリア産、そして国産の羊肉までとバリエーションは豊富だ。特に国産羊肉は、流通が少ない希少な肉だ。 オーナーの関澤波留人氏は、紛れもなく“羊バカ”だ。30歳を過ぎて会社員から転身、札幌の人気店「札幌成吉思汗(サッポロジンギスカン)しろくま」の門をたたき、羊一筋の道を歩みはじめた。しろくま新橋店の店長を経て、独立開業。今では、ジンギスカンの美味しさの追求に止まらず、各地の生産者との交流、新しい生産者の発掘と支援も行う。 関澤
アメリカからプレッピーな大学生がフィレンツェにやってきたアメリカンの黄色スクールバスからプレッピーな装いのモデルたちが次々と降りてくる。今回のバンド オブ アウトサイダーズのコレクションテーマは「イタリアへの修学旅行」。 全体のシルエットはボックスで、オーバーコートからオープンカラー・シャツ、スラックス、プルーオーバーまでゆったりとしたストリートウェアは夏の旅にぴったりだ。テーラードの聖地であるピッティ・イマージネ・ウオモ(以下、ピッティ・ウオモ)が発表の場だから、アンコン仕立てのスーチングやボタンダウンシャツなど、ブランドのルーツであるロサンゼルスのレイドバックな雰囲気のテーラリングも登場。
約8カ月も代表戦の勝利から遠ざかっていたロシア国内では、「決勝ラウンドは、どのチームを応援する?」という自嘲的な冗談が飛び交っていたそうだが、この日は序盤からサウジアラビアを圧倒して前半のうちに2点を先行した。後半に入っても、パスミスを連発するサウジアラビアを尻目にゴールを積み重ね、気づけば5-0の圧勝劇。こうして、参加32カ国のなかでFIFAランクが最も低い2チームの対戦はロシアに軍配が上がり、「開催国は開幕戦に負けない」というW杯の伝統が守られた。 この日、そんなロシアの選手に負けじと観客を盛り上げたのが開会式で自身のヒットメドレーを披露した英国の人気歌手ロビー・ウィリアムズである。3月に起きた元スパイ暗殺未遂の事件を受けてロシアとの関係が悪化している英国では、同氏の出演に批判的な声も聞かれた。それでもウィリアムズは、堂々たるパフォーマンスで『Let Me Entertain You』
新型メルセデス・ベンツ Aクラスの国際試乗会は、クロアチア南部の港町スプリトを拠点に行なわれた。空港近くからボートでホテル前に着くと、敷地内にはすでにずらりと試乗車が並んでいた。 モーターショーではすでに対面していたが、実車を見ると改めてデザインがグッと洗練されたことに感心しdた。新型CLSから使われている新しいブランドフェイスは若々しさを全身で発散しているAクラスにこそ、よりマッチしている印象だ。煩雑だったキャラクターラインの類が消し去られたサイドビューも、クリーンで悪くない。シンプルでも“魅せる”ことのできるクオリティを実現できたからこその、潔いシンプルさには好感を抱いた。 リアは若干、主張が弱い感じもするが、テールランプを点灯した時のグラフィックスはとても凝っている。テールゲートをまたぐ分割式になったのは開口部を大きく取るため。デザインと機能が、密接に結びついている。 よりインパクト
「Remade(作り直す)」「Recycled(再生利用)」「Reduced(減らす)」というエシカルな理念を貫いて服作りを続けるデザイナーのクリストファー・レイバーン。彼は今回、アウトドアブランド「ティンバーランド」と手を組んだ。フリーマーケットや古着屋で見つけた1980年代のティンバーランドのアウターを解体し、スウェットシャツ&パンツにリメイクした。ティンバーランドのツリー・ロゴを活かしつつ、アーバンウェアに変身したこれらのアイテムは、アウトドアファッション好きの垂涎の的になるだろう。 キコ・コスタディノフのアシックスは VERY COOL ロンドンを拠点とするブルガリア人キコ・コスタディノフは、マッキントッシュのプレミアムライン「MACKINTOSH 001」の ディレクターを務めるなど、新進気鋭デザイナーとして注目を集める。彼は2019年春夏コレクションで、日本の老舗スポーツブラン
プラダは6月13日から6月26日まで、伊勢丹新宿メンズ館1階にポップアップストアをオープンする。目玉は、再び注目を集めるナイロン素材の限定バッグだ! Photo: Toru Oshima 世界でも伊勢丹新宿メンズ館のみで展開される限定バッグはショルダーバッグ7種類。ホワイトナイロンと、黒でロゴプレートまで塗りつぶしたようなデザインは、いずれもインダストリアルな雰囲気を醸し出している。1. ¥83,000、2. ¥114,000、3. ¥72,000、4. ¥160,000、5. ¥109,000、6. ¥150,000、7. ¥132,000(すべて予定価格)〈すべてPRADA/プラダ クライアントサービス ℡0120-45-1913〉 2018年秋冬シーズン、ミウッチャ・プラダはブランドのアイコン素材であるナイロンをフィーチャー、4組のクリエイターとのコラボレーション「Prada Inv
新型メルセデス・ベンツ Aクラスの国際試乗会は、クロアチア南部の港町スプリトを拠点に行なわれた。空港近くからボートでホテル前に着くと、敷地内にはすでにずらりと試乗車が並んでいた。 モーターショーではすでに対面していたが、実車を見ると改めてデザインがグッと洗練されたことに感心しdた。新型CLSから使われている新しいブランドフェイスは若々しさを全身で発散しているAクラスにこそ、よりマッチしている印象だ。煩雑だったキャラクターラインの類が消し去られたサイドビューも、クリーンで悪くない。シンプルでも“魅せる”ことのできるクオリティを実現できたからこその、潔いシンプルさには好感を抱いた。 リアは若干、主張が弱い感じもするが、テールランプを点灯した時のグラフィックスはとても凝っている。テールゲートをまたぐ分割式になったのは開口部を大きく取るため。デザインと機能が、密接に結びついている。 よりインパクト
ブラッド・ピットの過去10年間のスーツスタイルをファッション・ジャーナリストの池田保行が解説する。 文・池田保行 写真・AFLO、Getty Images ブラッド・ピットほど、名作から駄作までこれほど多くの映画に出演している俳優はそうそういない。個人的には『セブン』(1995年)あたりから気になりだしたが、主役を演じ、大物と共演していくたびに自信と貫禄がつき、そしてファッションセンスも磨かれていったように思う。かつてはやんちゃなバイカースタイルが目立ったが、2度の結婚を経たのちのプライベートな服装は落ち着きを見せている。しかし最近またもプライベートにひと波乱あり、またあのやんちゃなスタイリングに戻りそうな気配もある。 役者としてのブラッド・ピットは、主演作品のプレミアにはスーツに限らず、レザージャケットやデニムなど自由なスタイルで登場することが少なくない。スーツのときの堂々たる着こなしは
フィギュアスケートのアイスショー「ファンタジー・オン・アイス」でオフィシャル撮影をするようになって今年で3年目になった。このアイスショーでは羽生結弦選手はもちろん、ハビエル・フェルナンデス、さらにエフゲニー・プルシェンコなど、オリンピックや世界選手権で活躍するトップスケーターが一堂に会す。開幕から追っかけているメジャー・リーグの撮影を一時中断、僕は5月25日からはじまる幕張公演に合わせて帰国した。 「ファンタジー・オン・アイス」の見どころは、アーティストの生演奏とスケーターのコラボレーションにある。そもそもフィギュアスケートはプログラムに沿って演じる競技だけに、他のスポーツと違ってスケーターが次に何をするのか、予測に基づいてポイントを決めておくことができるのが撮影する側にとっての魅力だ。
写真は2014年の7月13日、第20回ブラジル大会で優勝したドイツ代表を試合後のロッカールームでとらえた1枚。ドイツ選手たちの中央では決勝を観戦していたアンゲラ・メルケル首相とヨアヒム・ガウク大統領が記念撮影に応じている。Getty Imagesのシニア・ヴァイス・プレジデント、ケン・メイナルディスが解説する。 「Getty Imagesは2009年からFIFAの写真パートナーとしてロッカールームでの撮影を行なっています。FIFAオフィシャル・カメラマンである Getty Imagesのラーズ・バロンは長年の撮影でチームと関係性を築いており、勝利を喜ぶ選手たちの自然な姿を撮影できました。メルケル首相のロッカー訪問は恒例で、2006年からかの女が観戦した試合でドイツ代表は11勝1敗の戦績です。一部では“勝利の女神”と讃えられています」
フォルクスワーゲンのラインナップの頂点に位置するニューモデル、アルテオンが2017年11月に日本に導入された。クーペ的なスタイルでありながら実は室内が広いんです。大人っぽい雰囲気も満点の新型に小川フミオが試乗した。 文・小川フミオ 写真・花村英典
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