2018年のテーマは 「The New Masculinity」。ジェンダーの多様性を重視すべき現代において『男とはこうあるべきだ』という古くさい男性像に縛られない、自由で新しい“男性像”にGQ JAPANは注目します。
1966年、赤坂にオープンした「カナユニ」は、開店当初から閉店する日までの50年間、わたしが通いに通った愛しのレストランであった。「カナユニ」が誕生した年は、ちょうどわたしが大学を卒業して集英社に入社し、「週刊プレイボーイ」の新人編集者になった年でもある。女と男の運命的な出会いがあるように、レストランと客にも運命的な巡り会いがある。そのころ名うてのプレイボーイとして名を天下に鳴らしていた江口司朗さん(註・当時一世を風靡したバー「仮面」のオーナー)に「カナユニ」を紹介されて、はじめて訪れたのがきっかけであった。 バーカウンターに塚本元吉さんという初老の粋なバーマンが立っていた。その塚本さんはアメリカの禁酒法時代、シカゴに渡りアル・カポネのスピークイージー〈闇酒場〉のバーで働いていたそうである。とくに塚本バーマンの「セント・バレンタインデーの大虐殺」の体験談が興味深かった。マフィア好きのわたし
ミツビシが“オールラウンドミニバン”と、うたう「デリカ D:5」の新型が来年登場する。2007年の登場以来、初のビッグマイナーチェンジだ。一部メディアでは、「フルモデルチェンジするのでは?」と、噂されたが、基本コンポーネントはこれまでと変わらない。 横長のリアコンビランプは、ワイド感や安定感を演出。ボディカラーは、歴代デリカにあったグリーンを継承した「エメラルドブラックパール」を新たにくわえた。これらの変更により、「プレステージ性を高め洗練させたアクティブなエクステリアデザインを実現した」と、メーカーはうたう。 インテリアはインパネのデザインを一新。これまでと同じ水平基調ながら、スイッチ類のデザインを見直し、使い勝手を向上したという。また、立体木目柄の木目調パネルや、ステッチを施したソフトパッドを随所にあしらい、クオリティを高めたともいう。メーターパネルも4.2インチカラー液晶パネルを配し
『GQ JAPAN』のメルマガ会員およびID会員(註)を対象にしたGQ名物1000人アンケートの今回の回答者数1151人のうち、男性は74.3%、女性25.7%であった。4人のうち3人が男性である。年齢別では、20代が9.3%、30代が23%、40代が35.6%、50代が22.5%、60歳以上が4.1%で、40〜50代が58.1%を占めた。職業は会社員が56.9%とダントツに多い。公務員は2.3%、経営者・役員は12.0%。世帯年収1000万円以上が40.1%、個人年収1000万円以上が25.6%を占めているのは、『GQ JAPAN』の読者特性を反映していると見るべきであろう。既婚は60.5%、未婚39.5%というのも興味深いデータだが、今回はこの問題には触れない。いずれにせよ、2018年の会社員のおじさんたち、ニッポン人の一般的自画像(というようなものがあったとしてだけれど、それ)に近い
This Month’s Theme BEAMS F ビームスF もう何年も、買い物に行くとなるとビームスFに足が向かっている。季節が変わるたびにスタイルに新しいアイデアをもたらし、いままでとは違った方向性を示してくれるのだ。FUTUREのFをレーベル名に掲げるビームスFは1978年に原宿にオープンして以来、ヨーロッパのファッションスタイルに現代的な解釈を加えた独自のスタイルを提案しつづける旗艦店だ。今シーズンは、多くのコラボレーションでいろいろなエッセンスを組み合わせる試みをしている。イタリアンと英国風のファッションがミックスされた品揃えが非常に幅広く、色や生地、フィット感の選択など、どれをとってもスタイリングがしやすい。異なる趣味を持った人々が見ても逸品揃いだ。 ビームスFで私が一番いいと思うのは、コーディネートをまるごと提案してくれるところだ。コート(ダブルブレストでネイビーブルーの
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