第07-13-108号 2007年 7月 3日 独立行政法人 情報処理推進機構 セキュリティセンター(IPA/ISEC) 独立行政法人 情報処理推進機構(略称 IPA、理事長:藤原 武平太)は、2007年6月および2007年上半期のコンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況をまとめました。 (届出状況の詳細PDF資料はこちら) (1)被害の状況 IPA へ6月に寄せられた相談の中に、「USB メモリをパソコンに挿したとたん、ウイルス対策ソフトがウイルスを検知した」といった内容の USB メモリに関する相談が多く見受けられました。 これらは、ウイルスがパソコンから USB メモリに感染し、その感染した USB メモリからパソコンへ二次感染して、感染が広まっている状況を示しています。さらに、5月、6月のコンピュータウイルスの発生状況を見ますと、USB メモリなどの外部記憶媒体を媒介して感染す