いささか扇動的なタイトルを付けてしまった。 このタイトルが意味するのは、「一度起業した人間は、もうどの会社にも再就職することはできない」ということではない。別に、起業して失敗しても、そのあとどこかの会社に潜り込むことは問題なくできる。現に、僕も一度起業に失敗してから、普通に今の会社に就職して、まぁそれなりに働いている(あんまり働きたくはないんだけど)。 僕が言いたいのは、「一度起業して、経営者の目線を知ってしまうと、アホらしくて会社員なんてやってられない」ということだ。会社のために一生懸命真面目に働く、そんな会社員にはもう二度となれない。 例えば給料。起業して、自分で会社を経営している場合、基本的に報酬は自分が生み出した価値に比例する。稼げば稼いだ分、給料は上がる。フェアだ。 会社員の場合は、そうではない。ひどい場合だと年功序列であなたの働きと給料に相関は全然ない。実力主義を謳っている会社