Googleは、「Native Client SDK」の最初のバージョンをリリースし、重大なマイルストンを達成した。Native Clientとは、ウェブベースアプリケーションが、ユーザーのコンピュータチップにアクセスできるようにするためのソフトウェア基盤である。 「Arctic Sea」と呼ばれる同ソフトウェアは、Googleが米国時間2月17日にベータテストを開始した「Chrome 10」以上で利用できる。同社の製品マネージャーを務めるChristian Stefansen氏は18日付けのブログ投稿で、同リリースについて、「今回のリリースの大きな目標は、開発者らが、Chromeアプリケーション向けのNative Clientモジュールの開発を開始できるようにすることである」と述べた。 Native Client(NaCl)は、ウェブ上でユーザーがソフトウェアをダウンロードできるようにす