前回書いた通り、自分には「受動型アスペっぽい」特徴・傾向がある。 yasuhiro008.hatenablog.com 自分が「受動型アスペルガー」かどうか、より正確には、仮に自分が精神科を受診したら「アスペルガー」と診断されるのか、それは正直どうでも良い。ただ、少なくとも自分にはそういう「傾向」がある。そうであるならば、これを改善して、より幸せな人生を送りたい。今日はそのための方向性を考える。 選択と集中 改善に当たり、まず何よりも大切だと思うのは、「改善すべき特徴」を選択し、その克服に集中することだと思う。受動型アスぺっぽい特徴を満遍なく克服しようとすると、それこそアスぺっぽい人が最も苦手とするマルチタスクになってしまう。 だから、まずは改善すべき特徴を絞り込む。自分の場合、まず克服したい傾向として、「自分から話すことが苦手」であることを挙げる。 自分から話すことが苦手 受動型アスぺは
下の画像は世界のSAD(Social Anxiety Disorder:社会不安障害)当事者達の間で今話題になっているアニメの第一話のワンシーン。 主人公の女子高生黒木智子が学校の門を出たところで、先生に「気をつけて帰れヨ」と声をかけられ、硬直。声が出なくなり、挨拶もできなくなり、焦っているシーンである。 日本のアニメであり現在放映中らしいが(オフィシャルページ)、このアニメについて知ったのは私がゆるく繋がっている日本国外のSAD達からの情報だった。 なにしろSADという精神疾患を舞台の中央に置いた初めての漫画であり、大変画期的であると当事者たちに称賛されている。SADに悩む世界の多くの人々がこのアニメを見て「共感した」、「泣いてしまった」とネット上に書いている。 漫画として有名になったのは海外でのことで、いわば逆輸入的に日本でも広まったらしい。 観て思った。この主人公は激しくSADである
雑誌『精神療法』の特集「マインドフルネスを考える、実践する」が面白かったので特に興味深かったところだけ紹介。マインドフルネスを考える、つまり批判的吟味なのでわりと辛辣な記事が多い。記事の掲載順と紹介順は全然合ってません。 精神療法第42巻第4号―マインドフルネスを考える,実践する 作者: 精神療法編集委員会 出版社/メーカー: 金剛出版 発売日: 2016/08/05 メディア: 雑誌 この商品を含むブログを見る 中村伸一「マインドフルネス雑感」 「精神療法」の編集者(心理療法に関わっている精神科医の先生)の書いたエッセイのうちの1本。米国家族療法アカデミーの年次大会で著名なマインドフルネス治療者の講演を聞き、ワークショップに参加したが「素朴な感想は、……いわゆるカルチャーセンターにいって習得すれば済む話ではないか」というものであり、「スキルとして習得するだけの価値はある」としつつ、米国で
精神科医&カウンセラーの倫理違反と被害救済を考える精神科医やカウンセラーによる非倫理的な行為・言動・態度によって被害を受けたという訴えは後を絶たない。以上の問題に、被害者の見地から提言をしていく。 以下、東京新聞WEB版より「認知行動療法のすすめ」(2009年3月6日付) という記事です。しかし、こんな「治療」を受けるために、わざわざ病院に行く必要があるんでしょうか? --------------------------------------------------------------------- 認知行動療法が注目されている。悩みを抱えやすい人が考え方や行動を変えることでつらい症状を治していく精神療法だ。認知行動療法的な考え方は、日常生活の悩みやストレス対処に生かすヒントにもなる。 (野村由美子) 人は何かあると、体、感情、考え方(認知)、行動の四つの側面で反応する。四つは互いに
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