文化庁メディア芸術祭は、メディア芸術の振興を目的として、CG-ARTS協会が文化庁、国立美術館とともに主催する祭典。マンガ部門のほか、アート部門、エンターテインメント部門、アニメーション部門の4部門で優れた芸術作品を表彰するとともに、国内外の作品を広く紹介する。 今年のマンガ部門は大賞に岩明均「ヒストリエ」が、優秀賞に坂本眞一「孤高の人」、みなもと太郎「風雲児たち 幕末編」、鬼頭莫宏「ぼくらの」、山本直樹「レッド」が、奨励賞には福満しげゆき「うちの妻ってどうでしょう?」が選ばれた。 大賞を受賞した岩明は、「『メディア芸術祭』という響きからすると先進的な賞かなと思いますが、私がやってるのは紙やペンを使う原始的な作業。先進的な賞の中にあっても、原始的な手作業の喜びというものを忘れないような仕事をしていきたいと思っています」とコメントした。 また日本のメディア芸術界に大きく貢献した人に贈られる功
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