「債務のわな」影響あらわに デフォルト危機、首相不信任―スリランカ・パキスタン 2022年04月17日07時09分 スリランカのラジャパクサ大統領=2021年11月、英グラスゴー(AFP時事) 【ニューデリー時事】インフラ整備などをめぐる多大な対中債務を抱えるスリランカとパキスタンが政情不安に直面している。借金返済で外貨が不足した上、ロシアのウクライナ侵攻に前後し、自国通貨安や原油高で国民生活が圧迫されたためだ。途上国に債務を負わせ、支配を強める「債務のわな」と呼ばれる中国外交の影響が浮き彫りになった形だ。 【地球コラム】中国が仕掛ける「データのわな」 ◇迫る返済期限 スリランカ政府は12日、債務不履行(デフォルト)を回避するため、対外債務返済を一時停止すると発表した。声明では国際通貨基金(IMF)の支援による計画に沿って「債務再編」を目指すための暫定措置と強調した。 ただ、米ブルームバー
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