ブックマーク / www.sankei.com (803)

  • 【教研集会】タブレット端末の「電磁波」危険性訴え 学校のデジタル化を批判

    教職員組合(日教組)が開催している教育研究全国集会(教研集会)の保健・体育分科会で、小中学生に1人1台配られたタブレット端末などが発する電磁波の危険性を訴えるリポートが発表された。世界保健機関(WHO)は因果関係に科学的根拠はないとの見解を出しており、学校のデジタル化に支障が生じないか懸念される。 リポートは福岡県の中学養護教員が発表。電磁界(電磁気による力が作用する空間)にさらされることで頭痛などの症状が生じるとされる「電磁波過敏症」を問題視し、教員仲間らとの勉強会などの内容を報告した。 勉強会参加者は体調不良を訴えて保健室を訪れる子供に対し、電磁波の影響を念頭に「タブレットを使っていたか」「先生はプロジェクタを使っていたか」などと質問していると説明した。 来年度からは一部教科でクラウド配信によるデジタル教科書の使用が始まる。この教員は分科会で「(一度に送受信するデータ量が増える)ダ

    【教研集会】タブレット端末の「電磁波」危険性訴え 学校のデジタル化を批判
  • 「ルールに反したことがすべて」群馬の山本知事、朝鮮人追悼碑撤去で

    群馬県の山一太知事は25日の定例会見で、高崎市の県立公園「群馬の森」にある朝鮮人追悼碑を行政代執行で29日から撤去することについて「碑文や設置の趣旨に問題があるといったことではなく、設置の際に定めたルールに反したことがすべてだ」と語った。そのうえで、「最高裁まで審議して下された決定に従い粛々と処理する」と従来の立場を強調した。 今回の代執行のタイミングについての質問には「担当部は『もっと早く進めたい』との意向だったが、私から、もう少し丁寧に(撤去後の)代替地の提案も含め期間を延長して交渉するよう要請した」と経緯を説明。「(ルール違反と司法判断に従わない)公益に反した状況が続いているわけで、ここまでが限界」との認識を示した。 また社民党が25日、日韓関係への影響が大きいなどとして、福島瑞穂党首の名で執行停止を求める要請文を行ったことには「そもそも、この問題は東京にいる社民党の方々が決めるこ

    「ルールに反したことがすべて」群馬の山本知事、朝鮮人追悼碑撤去で
  • 玉木雄一郎さん「立民が共産切れば政治決断する」自民揺れる中、今がチャンス~夜の政論③

    国民民主党の玉木雄一郎代表と、東京・新橋の日料理店「京矢」を訪れた。自民党の憲法9条改正案を酷評した玉木さんは、返す刀で改憲に後ろ向きな立憲民主党を批判する。野党第一党こそ改憲案を作らなければ、政権交代などできないというのだ。立民の姿勢の背景には改憲したくない共産党との連携もあるだろう。自民が政治資金問題で揺れる中、玉木さんは、立民の泉健太代表が「共産を切ると約束すれば、私も政治決断する。今がチャンスだ」と言及した。 野党第一党こそ改憲案まとめるべき「改憲したい自民も、消極的な立民や共産も、奇妙な共闘関係が成り立っている。自民は改憲を実際にやらないで『掲げている』だけがいい。その間、野党は分断されるから。国民民主や日維新の会は賛成し、立民と共産は反対だ。この状態が続く間、野党は割れ続ける。『やるやる詐欺』の自民と、『改憲したくない』という立共。彼らは政権交代どころか全体の3分の1程度の

    玉木雄一郎さん「立民が共産切れば政治決断する」自民揺れる中、今がチャンス~夜の政論③
  • 中国と処理水放出反対で一致 社民・福島党首、北京で共産党序列4位と会談

    【北京=三塚聖平】社民党の福島瑞穂党首は19日、中国共産党序列4位の王滬寧(おう・こねい)政治局常務委員と北京市内で会談した。福島氏によると、アステラス製薬社員らスパイ容疑で中国で拘束された日人の解放のほか、ビザ(査証)の緩和などを求め、王氏からは能登半島地震の犠牲者への哀悼の意の表明があった。 福島氏と王氏は会談で、東京電力福島第1原発処理水の海洋放出に反対する考えで一致した。福島氏によると、王氏から「人類共通のものなので海を汚すべきでない」といった発言があったという。 福島氏は19日、中国共産党中央対外連絡部の劉建超部長とも会談。劉氏は「日社会において平和と進歩を進める重要な力の一つだ」と社民党を評価した。 福島氏は18日、北京市郊外にある盧溝橋近くの中国人民抗日戦争記念館を訪問し、献花した。福島氏は館内で「日が引き起こした侵略戦争の犠牲になった方々や、その家族に改めて心よりおわ

    中国と処理水放出反対で一致 社民・福島党首、北京で共産党序列4位と会談
  • <独自>自民安倍派も解散へ 党内最大勢力

    2023年12月19日、家宅捜索を受けた自民党安倍派(清和政策研究会)の事務所前で東京地検特捜部の係官を囲む報道陣=東京都千代田区 自民党の派閥パーティー収入不記載事件を受け、党内最大勢力の安倍派(清和政策研究会)は19日、派閥を解散することを決めた。複数の関係者が明らかにした。

    <独自>自民安倍派も解散へ 党内最大勢力
  • 共産・田村智子委員長こそ「パワハラ」 党員除名処分への異論を糾弾 地方議員が続々指摘

    共産党の田村智子委員長が18日の党大会で、党首公選制導入を訴えた党員の除名処分に異論を唱えた大会出席者を公開の場で「発言者の姿勢に根的な問題があることを厳しく指摘する」と糾弾したことを巡り、党地方議員らに「発言者に大会で反論する機会がないのに、ここまで取り上げる必要があるのか」などとハラスメントを指摘する声が広がっている。 渦中の発言は大会2日目、16日の討論で飛び出した。 「何人もの人から『やっぱり共産党は怖い』『除名はダメだ』と言われた。問題は出版したことよりも除名処分ではないか。除名は対話の拒否にほかならない。排除の論理ではなく、包摂の論理を尊重することが党運営に求められている」 神奈川県の大山奈々子県議団長は党運営の在り方にこう苦言を呈した。念頭にあるのが昨年1月、元党員の松竹伸幸氏が党首公選制の導入など党運営の透明化を訴える書籍を出版した際、党から「重大な規律違反」として除名処

    共産・田村智子委員長こそ「パワハラ」 党員除名処分への異論を糾弾 地方議員が続々指摘
  • 共産党の指導部人事は「派閥を作らぬ」独自のシステム 党首公選制を求める声も

    共産党の第29回党大会で決議案を報告した田村智子政策委員長(現委員長)。左は志位和夫委員長(当時)=1月15日午後、静岡県熱海市 共産党は静岡県熱海市で開催していた第29回党大会最終日の18日、第1回中央委員会総会(1中総)で、志位和夫委員長(69)が退任し田村智子政策委員長(58)を後任とする党三役の人事案を了承した。人事案は党最高指導部の常任幹部会が準備したもので、共産党は他の主要政党とは異なり、トップの選考過程に所属議員や党員による直接投票を介さない独自のシステムを採用している。党内派閥を作らないための措置というが、党首公選制の導入を主張した元党職員が除名されるなど異論もくすぶる。 中央委員会は共産党の指導機関に位置付けられる。そのうち中央委員から幹部会委員を、幹部会委員から常任幹部会委員を、常任幹部会委員から委員長、書記局長、副委員長の党三役を選出するピラミッド型の構成をとる。 1

    共産党の指導部人事は「派閥を作らぬ」独自のシステム 党首公選制を求める声も
  • 「発言者の姿勢に根本的問題」 共産・田村智子新委員長、除名に異を唱えた党員糾弾 「民主集中制」維持も明言

    共産党の次期委員長に決まった田村智子参院議員が18日の党大会で、党首公選制導入を著書などで訴えた党員の除名処分に異を唱えた出席者について、「姿勢に根的な問題があることを厳しく指摘する」と糾弾する場面があった。異論に厳しい党の体質が改めて浮き彫りとなったほか、指導部による上意下達の独裁を可能にするとも批判される組織原則「民主集中制」の維持も明言した。田村氏の主な発言は次の通り。 ◇ 「この大会の討論の中で、元党員の除名処分について、『問題は出版したことより除名処分ではないか』、つまり、除名処分を行ったこと自体が問題だとする意見が出された」 「この意見に対して、代議員・評議員から、処分を受けた元党員の言動は党の綱領と規約の根幹を否定し、党の変質を狙った、明らかな攻撃であったこと。メディアを利用して地方選挙の前に攻撃をしかけたのは、元党員の側であること。わが党は異論を許さない党などでは決してな

    「発言者の姿勢に根本的問題」 共産・田村智子新委員長、除名に異を唱えた党員糾弾 「民主集中制」維持も明言
  • 山本太郎氏、炊き出しのカレー「普段の何万倍もおいしかった」 批判には「断る理由ない」

    れいわ新選組の山太郎代表は17日、国会内で記者会見し、能登半島地震の被災地で炊き出し用のカレーべたとして物議を醸していることについて「NPOの人がべた残りものだ。『最後、べていってよ』というのに断る理由はない」と主張。「非常に混乱した中、物資が乏しい中、作ってくれたカレーは普段の何万倍もおいしいものだった」と語った。 山氏は1月5日、X(旧ツイッター)に能登半島北部の石川県能登町でカレーべる様子を投稿。「被災地の方のための炊き出しをべるのはどうなのか」「現地に負荷かけていないか」「承認欲求の塊」などと問題視するコメントが相次いでいた。 山氏は会見で「カレーべたのは全体の配が終わった夜9時くらい。(被災地に)滞在する間の自分たちの料は持っている」と強調。「山太郎のカレーごときで炎上する。これから自治体職員や応援職員が感謝の意味で(ふるまった炊き出し用の事を)S

    山本太郎氏、炊き出しのカレー「普段の何万倍もおいしかった」 批判には「断る理由ない」
  • イラン、周辺国を相次ぎ攻撃 「報復と処罰」 中東不安定化に拍車

    イラン革命防衛隊によるミサイル攻撃を受け、抗議デモ中にプラカードを掲げる人々=イラク・アルビル16日(ロイター) 【カイロ=佐藤貴生】イランが周辺国を相次ぎ攻撃して緊張が高まっている。イラクとシリアへの攻撃に続き、16日にはパキスタン南西部バルチスタン州をミサイルと無人機で攻撃したと発表した。パキスタン外務省は17日、5人が死傷したとして「強く非難する」との声明を出した。 イランはイスラム原理主義組織ハマスへの攻撃を続けるイスラエルや後ろ盾の米国と対立し、中東の親イラン民兵組織は紅海などで攻撃を強化している。イラン自らも行動をとることで地域の不安定化に拍車がかかっている。 国営イラン通信などによると、イランはバルチスタン州にあるスンニ派民兵組織の基地2カ所を攻撃した。この組織はシーア派大国イランでも反体制活動を行っており、昨年12月にはイラン南東部で警察署を襲撃、18人が死傷した。イラン政

    イラン、周辺国を相次ぎ攻撃 「報復と処罰」 中東不安定化に拍車
  • 【私たちが子供いらないと思う理由】30代で「子供の作り方分からない」 草も食べない男性が増えている

    学校教育で、恋愛や健康な性的関係に関する知識をもっと学びたかったと思う若者が約4割いるという調査結果もある(写真と文は関係ありません) 一昨年春に公的医療保険の適用が始まった不妊治療への関心が高まっている。なかでも注目を集めているのが男性不妊の実態だ。とりわけ、勃起や射精ができない「性機能障害」の男性が増えているという。背景には、思春期の性教育不足があることも分かってきた。3回目は、〝草〟を通り越した「子作りができない男性」について考える。 悟、30代半ばで「結婚後、性行為したことない」「子供の作り方が分かりません」 夫婦で都内の不妊治療クリニックを訪れ、こう打ち明けたのは、30代半ばの悟=仮名=だ。夫婦は結婚後、一度も性行為をしたことがないと語った。 「正直、そこからかと思った」と医師は振り返る。 クリニックを訪れる夫婦の事情はさまざまだが、中には性行為ができないという理由で、いきな

    【私たちが子供いらないと思う理由】30代で「子供の作り方分からない」 草も食べない男性が増えている
  • 米山隆一氏、維持困難な能登の被災地「復興より移住」論に賛否 「今じゃない」「必要」 

    能登半島地震を巡り、立憲民主党の米山隆一衆院議員=新潟5区=が11日、X(旧ツイッター)で、甚大な被害を受けて維持が困難な集落に関しては、復興・復旧よりも住民の集団移住を検討するよう訴えた。「維持が困難だった集落で地震で甚大な被害を受けたところは、多額のお金で復興して、結果被災者が年老いた数十年後に廃村になるより、被災者も若いうちに移住を考慮すべき」と指摘した。米山氏の提起も引き金となり、Xでは「強制移住」がトレンド入りし、賛否両論がわき起こっている。 米山氏は8日、「非常に言いづらいことですが」と前置きした上で、「地震前から維持が困難になっていた集落では、復興ではなく移住を選択することを組織的に行うべきだ。現在の日の人口動態で、その全てを旧に復することはできません」と投稿した。 地震で甚大な被害が出た奥能登地域(輪島・珠洲両市、穴水・能登両町)などは震災前から深刻な人口減少と高齢化に直

    米山隆一氏、維持困難な能登の被災地「復興より移住」論に賛否 「今じゃない」「必要」 
  • 共産党員が異例の集団会見 執行部に除名撤回やハラスメント対策を要求

    「最高機関」と位置付ける党大会を目前に控えた共産党の現役党員ら7人が11日、東京都内で記者会見を開き、党員除名の撤回やハラスメント対策などを求めた。共産では上意下達を可能にすると批判される民主集中制が重んじられ、党員同士の横の連携も「分派活動」と見なされかねない。一般党員が公の場で執行部に意見具申することは極めて異例だ。 7人は40~70代の男女で、6人が現役党員。党指導部の追及を避ける必要があるとして身元判明につながるような写真撮影などには応じなかった。 ある男性は、著書で党首公選制導入を訴えたジャーナリストの松竹伸幸氏の除名撤回を要求。「死刑宣告に等しい。共産と社会の断絶につながるのではないかと危惧している。少数派への抑圧ではないか。除名はやり過ぎだ」と述べた。 ある女性も松竹氏らへの処分が調査と時間を置かずに決まったと主張し、党大会での再審査を要求した。「むちゃくちゃな除名の仕方は一

    共産党員が異例の集団会見 執行部に除名撤回やハラスメント対策を要求
  • <独自>郵政民営化方針撤回、金融2社の株式保有継続 自民、通常国会に改正法案提出検討

    政府の郵政民営化方針の撤回に向けて、自民党内で郵政民営化法を改正する議論が進められていることが6日、分かった。日郵政が保有するゆうちょ銀行とかんぽ生命保険の金融2社の株式について、一部を保有し続けられるよう完全分離の規定をなくす。日郵政が日郵便を吸収統合し、赤字体質の郵便事業を金融2社が支える構図を明確にする。郵便物の減少など郵便事業の業績悪化が背景にある。 改正法案は、自民党の山口俊一衆院議院運営委員長を中心とする有志衆参議員8人ほどでつくるプロジェクトチームが昨年初めから議論を進めてきた。近く内閣法制局も含めた会合を開き条文の格作成に着手する。公明党や野党との調整も進め、1月下旬召集の通常国会会期中に議員立法として提出することを目指す。郵政民営化法が改正されれば12年ぶり。前回平成24年の改正も議員立法だった。 小泉純一郎政権下の17年に成立した郵政民営化法は、29年9月までに

    <独自>郵政民営化方針撤回、金融2社の株式保有継続 自民、通常国会に改正法案提出検討
  • ネット上の「救助隊を日本が拒否」言説は「公平性欠く」 台湾の外交部が声明

    台湾の外交部(外務省に相当)は4日夜、声明を発表し、能登半島地震に対する台湾の救助隊派遣について日政府が「台湾(の申し出)を拒否した」とするネット上の言説は「公平性を欠く」と指摘した。 声明によると、台湾からの申し出に対し、日政府は「謝意」を表明。その上で、数千人の自衛隊員を投入して捜索・救助を行っており、海外からの支援については災害の状況に応じて検討すると説明したという。 台湾側は日政府の災害援助計画を「十分理解し尊重している」とし、今後、日側から要望があった場合は「全力で協力する」とした。

    ネット上の「救助隊を日本が拒否」言説は「公平性欠く」 台湾の外交部が声明
  • 「北朝鮮の妄動は破滅の前奏曲」 韓国の尹大統領、新年の辞で牽制

    【ソウル=時吉達也】韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は1日、新年の辞を発表し、日米韓の安全保障協力などを通じて「力による真の恒久的平和」の構築を進めると述べ、核・ミサイル開発を進める北朝鮮を牽制(けんせい)した。申源湜(シンウォンシク)国防相も新年の辞で「韓国を脅かす北朝鮮の挑発的妄動は、破滅の前奏曲になる」と警告した。 尹氏は、米国が核を含む戦力で同盟国を守る「拡大抑止」を軸とした米韓連携強化により「北朝鮮の核・ミサイルの脅威を根源から封鎖する」と強調。防衛産業の育成も進め、2027年までに「4大輸出大国」入りを目指すとした。 申氏は、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記が12月末の中央委員会拡大総会で「南朝鮮(韓国)全領土を平定するための準備」を進めると表明した点に反発。新年も北朝鮮による挑発行動が続くと分析し、「韓国軍は敵を圧倒できる態勢を強化しなければならない」

    「北朝鮮の妄動は破滅の前奏曲」 韓国の尹大統領、新年の辞で牽制
  • 高温の流体上昇が要因か、能登半島地震 京都大の梅田康弘名誉教授

    1日に発生し、最大震度7を観測した能登半島地震について、京都大の梅田康弘名誉教授(地震学)は次のように分析した。 「能登半島では、群発的な地震活動が続いている。地下深部のマントルから300度ともいわれる高温の流体が上昇し、岩盤が滑りやすくなって一連の地震を起こしていることは、ほぼ明らかだ。南海トラフ巨大地震の発生が近づくと、内陸部で断層のひずみが蓄積し、弱いエリアで地震活動が活発になるとされている。今回もその一環だろう」

    高温の流体上昇が要因か、能登半島地震 京都大の梅田康弘名誉教授
  • 「放射線」に過剰反応 コメ新品種「あきたこまちR」の開発手法に誹謗中傷、福島瑞穂氏も

    秋田県が開発したコメの新品種「あきたこまちR」を巡ってSNS(交流サイト)で農家を中傷しかねない発信が相次ぎ、県が「冷静な判断と行動」を呼びかける事態に発展している。「R」は放射線による品種改良で開発されたもので「放射線」に過剰反応したためとみられる。一般的な品種改良の手法ではあるが、一部野党の国会議員も安全性を問題視している。 「不安をあおる情報や、県内農業者などに対して誹謗(ひぼう)中傷と受け取れる発信が目立っている」 秋田県は12月4日、ホームページ(HP)で「あきたこたちR」の安全性を説明した上で、こう懸念を訴えた。「内容によっては名誉毀損(きそん)罪などに問われる場合がある」とも警告した。 県は今年2月、艶や香りに優れる「あきたこまち」の魅力はそのままに、土壌に含まれる有害物質カドミウムをほとんど吸収しない新品種「R」に改良した。令和7年から「あきたこまち」は「R」に切り替え、海

    「放射線」に過剰反応 コメ新品種「あきたこまちR」の開発手法に誹謗中傷、福島瑞穂氏も
  • 東京・望月記者、林長官に持論展開「芸能を監督する官庁がないからセクハラ横行」 松本人志さん報道も言及

    林芳正官房長官の27日の記者会見に東京新聞社会部の望月衣塑子(いそこ)記者が出席し、お笑いコンビ「ダウンタウン」の松人志さんの異性との性的行為を巡る一部報道について見解をただした。林氏は「個別の記事の一つ一つにコメントすることは差し控えたい」と回答したが、望月氏は「政府に芸能や音楽業界をしっかり監督し、指揮するような監督官庁がないことでセクハラが横行しているとの指摘もある」と持論を展開した。 望月氏はさらに、旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP=スマイルアップ)の創業者、ジャニー喜多川氏による性加害問題に言及し、「元(ジャニーズ)ジュニアの方たちはいまだに自分たちの声を聞いてほしいと再三にわたって政府に求めているが、政府から積極的に被害者たちの声を聞こうという動きが一歩も進んでいない」と追及した。さらに「単にスマイルアップに任せるだけでは全容解明は程遠い」と畳みかけた。 林氏は「性被害

    東京・望月記者、林長官に持論展開「芸能を監督する官庁がないからセクハラ横行」 松本人志さん報道も言及
  • 地下ピットを「俺たちの部屋」に改造 清掃作業員2人を停職処分

    奈良県桜井市は26日、ごみ焼却施設の駐車場にある車両作業用の地下ピットに扇風機などの私物を持ち込んで昼休みなどに使っていたとして、環境部業務課の49歳と43歳の男性清掃作業員2人を停職2カ月の懲戒処分にした。 市によると、2人は3、4月頃から、ごみ収集車の点検などにかつて使われていた地下ピット(幅約1メートル、長さ約5メートル、高さ約1メートル)に敷物などを持ち込んで休憩できるように改造して使用。「自分の休憩場所がほしかった」と話しているという。9月に市のホームページに匿名のメールがあり発覚した。

    地下ピットを「俺たちの部屋」に改造 清掃作業員2人を停職処分