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  • 大阪市内で運行予定の「男性専用車両」中止に 運行会社から「車両お貸しできない」と断り

    NPO法人「日弱者男性センター」は、17日に予定していた大阪市内の路面電車を借り切って「男性専用車両」として走らせるイベントを中止すると発表した。運行会社から車両の貸し出しを断られたためで、同センターの公式X(旧ツイッター)に5日、「11月17日に大阪で行なわれる予定でした男性専用車両イベントは中止となりました。大変申し訳ございません」と投稿し、謝罪した。 同センターの藤倉たける代表によると、路面電車を運行する会社から5日夜に「再度、社内で検討した結果、車両は貸せないと通告がきた」といい、理由の詳細は教えてもらえなかったという。車両の貸し出しを巡っては、運行会社側から1度断られていたが、「社名を出さない」「報道機関の車内撮影の禁止」など条件を整えた結果、許可を得ていた。 6日にはXで、中止の経緯などを公表。「色々と法人内で話し合いをしましたが結果的に中止にせざるを得ないと決定いたしました

    大阪市内で運行予定の「男性専用車両」中止に 運行会社から「車両お貸しできない」と断り
  • 日本人に成りすまし30年以上 アジア系ロシア人のスパイ疑惑浮上 警視庁150年 104/150

    30年以上にわたり日人になりすまし、諜報活動をしていたロシア人の事件を報じる平成9年7月30日付紙 平成9年、アジア系ロシア人の男が、昭和40年ごろに失踪した福島県の男性の身分を乗っ取って成りすます「背(はい)乗り」で30年以上にわたり諜報活動を続けていた疑いが浮上する。男はロシアのSVR(対外情報局、旧KGB)に所属していたとされる。 男は男性の名前で翌41年に東京都内の貿易会社に就職。海外出張と称して国内外を行き来し、政治、経済、軍事の情報を集めたとみられる。事情を知らない日人女性と結婚するなど、表向きは日人商社マンとしての人生を送っていた。 警視庁公安部は平成9年7月、男が住んでいた東京都練馬区のマンションを捜索。驚くべきスパイ活動の一端が判明した。男は自宅で高性能短波ラジオでモールス信号を受信し、文章に置き換えて指示を受けていたほか、窓や机の引き出しに髪の毛などを置き、髪の

    日本人に成りすまし30年以上 アジア系ロシア人のスパイ疑惑浮上 警視庁150年 104/150
  • 男性は叫びながら警官を金属バットで襲撃、拳銃が右脚に当たり重傷か 富山

    7日未明、富山県南砺市で、金属バットで襲いかかった男性に警察官が拳銃2発を発砲した際、そのうち1発が男性の右脚に命中した可能性が高いことが分かった。 7日午前0時40分ごろ、同市高儀の住宅敷地内で、110番で駆け付けた富山県警南砺署の30代巡査部長が、金属バットで襲いかかってきた住人の男性会社員(47)に、警告をした上で、5、6メートルの距離から拳銃2発を発砲した。男性は右脚と左腕に重傷を負ったといい、搬送された。 同署は、公務執行妨害容疑で男性を現行犯逮捕したが、治療のため釈放した。同容疑で調べている。 同署によると、発砲の約20分前に男性の父親から「息子が(息子の)を殴っている」と通報があった。巡査部長と20代巡査が現場に向かい、男性が叫び声を上げながら襲ってきたため、巡査部長が「バットを下ろせ。撃つぞ」と警告した後、発砲したという。

    男性は叫びながら警官を金属バットで襲撃、拳銃が右脚に当たり重傷か 富山
  • 中高大生「キス」「性交」も経験減、「自慰」は増 性教育協会調査で浮かぶ〝性の草食化〟

    「日教育協会」(東京都千代田区)は令和5年度の「青少年の性行動全国調査」を3日、発表した。大学生、高校生、中学生の男女別すべてでキスの経験率が平成17年以降4回の調査で減少した一方、自慰の経験率は23年以降3回の調査で増加した。性交の経験率は高校生の男女で17年調査から半減した。性に消極的な若者の「草化」が進んでいる実態が浮かび上がる。 中高生でキスの経験率が半減性教育協会は昭和49年に総理府(当時)の委託を受けて、第1回調査を実施。ほぼ6年おきに調査し、「デート」「キス」「性交」などの経験について、令和5年まで延べ約12万人の生徒や学生の経験を尋ねた。 今回は昨年9月から今年6月まで全国で実施。4627人の中学生、4321人の高校生、3614人の大学生から回答を得た。 デートの経験について「ある」と回答したのが、大学生男子が76・6%、女子が72・9%だった。高校生男子は47・3%

    中高大生「キス」「性交」も経験減、「自慰」は増 性教育協会調査で浮かぶ〝性の草食化〟
  • <主張>自衛隊演奏会 不当な抗議は容認できぬ 社説

    いまだにこんな時代錯誤の「抗議」を行っているのかと、啞然(あぜん)とするほかない。 広島県廿日市(はつかいち)市と同市教育委員会などが後援し、同市で開かれた陸上自衛隊音楽隊のコンサートに地元中学校の生徒が参加したのは問題であるとして、革新系の「教科書問題を考える市民ネットワーク・ひろしま」や「九条の会・はつかいち」など3団体が市などに抗議した。 自衛隊によるコンサートへの参加は「中学生にとって非常に危険」と主張している。 自衛隊は合憲で、国会が議決した自衛隊法などに基づいて存在している。隊員は命がけで、国と国民を守る崇高な任務にあたっている。今回のような抗議は自衛隊を貶(おとし)めるのに加え、明白な職業差別でもある。断じて容認できない。 市と市教委が抗議に応じなかったのは当然だ。子供たちのためにも、自衛隊員のためにも今後も毅然(きぜん)と対応してほしい。 コンサートは広島県自衛隊家族会の主

    <主張>自衛隊演奏会 不当な抗議は容認できぬ 社説
  • <独自>辺野古抗議活動制止の警備員死亡 沖縄県警、事故現場で実況見分

    抗議活動中の女性を制止した警備員が死亡した事故現場で実況見分を行う捜査員=4日午前9時45分、沖縄県名護市(大竹直樹撮影) 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に抗議していた女性を制止した警備員が6月、ダンプカーに巻き込まれて死亡した事故で、沖縄県警は4日、事故現場の名護市安和(あわ)の桟橋前の路上で実況見分を行った。午前9時半ごろから始まり、捜査員らがダンプカーの位置や桟橋と国道をつなぐ「車両乗り入れ部」の長さなどを入念に確認した。 事故現場で実況見分を行う捜査員=4日午前9時47分、沖縄県名護市(大竹直樹撮影)事故は6月28日、移設工事に使う土砂を搬出する桟橋前の路上で発生。桟橋から左折して国道に出ようとしたダンプカーが、同市の男性警備員=当時(47)=と抗議活動中の70代の女性に衝突。警備員は死亡し、女性は重傷を負った。 その後の調べで、現場付近に設置されたカメラに事

    <独自>辺野古抗議活動制止の警備員死亡 沖縄県警、事故現場で実況見分
  • <独自>自民、外国人のパーティー券購入禁止へ 国民民主も主張、臨時国会で再改正目指す

    自民党は、政治資金規正法を再改正し、外国人や外国法人による政治資金パーティー券の購入を禁止する方向で調整に入った。12月初旬にも召集見込みの臨時国会での再改正を目指す。複数の与党関係者が4日、明らかにした。 国政が外国勢力の影響を受けるのを防ぐため、外国人らからの政治献金は現行法でも禁止されている。だが、パーティー券の購入は認められており、「抜け道」との指摘があった。6月に成立した改正規正法では、付則に「外国人によるパーティー券購入規制の検討」を盛り込んでおり、再改正で禁止に踏み込む。 国民民主党は先の通常国会での改正規正法審議で、外国人による政治資金パーティー券購入の禁止を「肝いり」(党幹部)として主張した。石破茂首相(自民総裁)が目指す国民民主との「部分連合」の実現に向け、前提条件の一つになる可能性もある。 このほか、自民は政治資金を監視する第三者機関の設置について、再改正の際、どこに

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  • 「ディープステートとの戦い」石破政権の外交ブレーンが陰謀論 玉木代表が「危うい」投稿

    国民民主党の玉木雄一郎代表は3日、自身のX(旧ツイッター)で、石破茂首相が外交安全保障担当の内閣官房参与に起用した国際政治学者、川上高司氏のインタビュー記事を取り上げて、「石破政権の外交・安全保障観は非常に危うい」との見方を示した。 玉木氏が取り上げたのは、日刊サイゾーが「石破茂首相のブレーン・川上高司内閣官房参与が語る“日一わかりやすい”米大統領選挙報道の見方」との見出しで掲載した川上氏へのインタビュー記事(インタビューは川上氏の内閣官房参与就任前の9月22日)。記事の中で川上氏は、2021年に陰謀論集団「Qアノン」の信奉者らが引き起こした米議会議事堂襲撃などについて語っている。 玉木氏は同記事についてXで、「石破政権の外交ブレーンである川上内閣官房参与がインタビューで『ディープステート(闇の政府)との戦い』や『Qアノンによる革命政権』を賛美するような発言をしています。もはや陰謀論の類

    「ディープステートとの戦い」石破政権の外交ブレーンが陰謀論 玉木代表が「危うい」投稿
  • 「男性専用車両」が17日に大阪市内の路面で運行 東京都外で初めて、国際男性デー前に

    昨年11月に都電荒川線で運行された「男性専用車両」車内の様子11月19日の国際男性デーを前に、NPO法人「日弱者男性センター」は、今年も路面電車を借り切って、「男性専用車両」として走らせる。過去4回は東京さくらトラム(都電荒川線)で運行されたが、17日に開催予定の5回目は、初めて東京都を飛び出し、大阪市内を走る路面電車を利用する。男性も異性からの性被害や痴漢の冤罪被害などの不安や恐怖を抱えていることを、関西の人たちにも訴える狙いだ。 ※この「男性専用車両」の運行は5日、中止が決まりました。 当初は運行を断られる同センターは父の日のある6月と国際男性デーのある11月の年2回、都内で唯一、路面電車が走る都電荒川線で「男性専用車両」を走らせるイベントを開催している。今年の11月も同路線での運行を予定していたが、車両を借りられる日程の調整がつかなかったため、路面電車が運行している別都市での開催に

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  • 安倍元首相に心の底から詫びてほしい 強固な政権基盤、簡単に崩壊 八木秀次

    八木秀次氏緊急寄稿 まずは、天上の安倍晋三元首相に心の底から詫びてほしい。 安倍氏が第2次政権以来、選挙に勝ち続けて築いてきた「強固な政権基盤」をいとも簡単に崩壊させたこと。選挙で数々の「戦略ミス」を犯してしまったこと。 来は大した問題でもなかった「政治とカネ」の処理を誤って大きく育ててしまったこと。そして、自分たちの拙劣さを棚に上げて政権支持率が低い原因を、安倍氏や安倍派に求めて恨んでいたこと。 その結果、安倍氏が「この人物だけは首相にしてはならない」と公言していた石破茂氏を首相にして衆院選を戦ってしまったこと。 安倍氏の影響力を消すかのように、安倍派を排除すべく「非公認」や「比例重複を認めない」など「二重処罰」したこと。それが「政治とカネ」の問題を再燃させ、安倍派のみならず自民党体や公明党まで火の粉を被るようにしてしまったこと。 これらについてだ。 27日投開票の衆院選で、自民党

    安倍元首相に心の底から詫びてほしい 強固な政権基盤、簡単に崩壊 八木秀次
  • 与党?野党?国民民主が「等距離外交」 新たな「ゆ党」像示し「価値」維持図る

    国民民主党が与野党と「等距離外交」を進めている。衆院選で掲げた「手取りを増やす」政策の実現を目指すために自民、公明両党との案件ごとの政策協議で合意する一方、自民の派閥パーティー収入不記載事件を踏まえた政治改革、国会改革などでは立憲民主党や日維新の会にも歩み寄る。「政策位」で他党と付き合いながら党の政策を実現し、来夏の参院選での飛躍を期す狙いだ。 国民民主の榛葉賀津也、公明の西田実仁両幹事長は1日、国会内で会談し、案件ごとに政策協議を進めることを確認した。国民民主は年収が103万円を超えると所得税が発生する「年収の壁」の引き上げを最優先事項に掲げており、西田氏は「国公」の枠組みを軸に検討チームの設置を提案した。 約25分間の会談は終始、和やかな雰囲気で行われたという。公明関係者は「国民民主の勢いを使い、これまで自民側が難色を示してきた政策を実現する良い機会だ」と話す。 衆院選で与党が過半

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  • 国民・榛葉氏会見が荒れる 持論唱え続けるフリーにベテラン記者が苦言、会見で言い合いに

    国民民主党の榛葉賀津也幹事長の1日の記者会見で、次の首相指名選挙で同党は立憲民主党の野田佳彦代表に投票すべきだとして持論を唱え続けるフリーの記者に対し、ベテランの記者が苦言を呈し、言い合いになる場面があった。会見で記者同士が言い合いになるのは極めて珍しい。 「国民をだました」に「政治の混乱目的でない」国民民主党は1回目の投票も、過半数を得た候補がいない場合の上位2人による決選投票も、所属議員は玉木雄一郎代表に投票する方針を決めている。 このフリーの記者は、榛葉氏に対し、決選投票で玉木氏に投票することは、野田氏の得票が伸びず、結果として石破茂首相の続投を許すとして、「石破政権を延命させることに等しい。『野田(佳彦)』と書いて政権交代を果たさないのか。国民はだまされた」などと持論を展開。 これに対し、榛葉氏は参院側は与党が過半数を占めていることを挙げ、「だましていない。ずるがしこい与党なら野田

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  • 沖縄・玉城知事「報道差し控えるべきだ」辺野古抗議活動で警備員死亡事故の映像報道を批判

    米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に抗議していた女性を制止した警備員が6月、ダンプカーに巻き込まれて死亡した事故を巡り、沖縄県の玉城デニー知事は31日、事故当時の状況を伝えるカメラ映像を伝えた産経新聞の報道に対し、「捜査中の証拠になり得るものは、報道を差し控えるべきではないか」と批判した。 産経新聞が今月10日までに政府関係者から入手したカメラ映像には、徐行するダンプカーに足早に近づく抗議活動中の女性と、女性をかばうように制止しようとする警備員の姿が映っていた。 玉城氏は「映像が(報道機関に)提供されたことは由々しき問題だ」との認識を示し、報道で判明した事故当時の映像について「私は見ていない」と強調した。 記者から見ない理由を尋ねられた玉城氏は「事故の詳細については現在、警察で捜査中であり、事故映像の報道に係る内容について見解を述べることは今の段階では差し控える」と述べた

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  • 葛城奈海氏「国家の基本崩すな。毅然とスルーを」 国連女性差別撤廃委の皇室典範改正勧告

    国連の女性差別撤廃委員会は29日公表した日の女性政策に関する最終見解で、皇位を男系男子に限る皇室典範について、女性差別撤廃条約と「相いれない」として改正を勧告した。父方に天皇を持つ男系男子による継承は126代続く皇室の根幹伝統。「皇統を守る国民連合の会」の葛城奈海会長は産経新聞の取材に「毅然と『国家の基』を継承していく姿勢を貫くべき。勧告はスルーして構わない」と語った。 葛城氏は14日、スイス・ジュネーブで開かれた同委の会合で男系男子について「尊重されるべき」と唱えていた。 皇統について保守も発信強化を葛城氏は同委の勧告(recommend)について「強制力があるわけではなく、『お勧めする』『推奨する』というもので、主権国家として最終的にわれわれの意思で決めればいい」と述べ、「国連というと権威のあるものと信じられる節があるが、きまじめに耳を傾ける必要はない。複数の委員も『国連はほかの王

    葛城奈海氏「国家の基本崩すな。毅然とスルーを」 国連女性差別撤廃委の皇室典範改正勧告
  • 法大前総長の「(高市氏は)安倍さんが女装」発言、TBS報道局長「感想は控える」

    TBS系の報道番組「サンデーモーニング」にコメンテーターとして出演する法政大の田中優子前総長が、自民党の高市早苗氏について「安倍(晋三)さんが女装して現れた」「中は男でしょ」などと発言したことについて、TBSの荒井麻理子報道局長は30日の定例記者会見で、「サンデーモーニングの中でのコメントではないので、感想などは控えたい。(今後の)キャスティングは制作過程なのでお話は控えたい」と述べた。 田中氏は衆院選に立候補している立憲民主党の新人候補が参加した集会に出席した際、自民党総裁選で高市氏が決選投票に残ったことについて「安倍さんが女装して現れた。言っていることは安倍さんそのものだ。女性がどういう歴史を歩んできて、どんな目に遭って今まで生きてきて、政治がそれに対して何をしないといけないのか一度も考えたことないのだと思う」「だから、中は男でしょ。安倍さんでしょ」などと評した。 「サンデーモーニング

    法大前総長の「(高市氏は)安倍さんが女装」発言、TBS報道局長「感想は控える」
  • れいわが共産抜く、実は微増の立民 衆院比例票 自民533万、公明115万減 国民急増

    27日に投開票が行われた衆院選で、各党の比例代表の得票数を令和3年の前回衆院選と比べたところ、れいわ新選組が159万票増の380万票で、共産党の336万票を上回った。一方で立憲民主党は7万票の微増にとどまった。自民党は前回から533万票減らし、公明党も115万票減らした。 総務省の発表資料によると、れいわは前回の221万票から380万票で159万票増え、議席も3から9に3倍増。共産は416万票から336万票で80万票減らし、れいわを下回った。議席も小選挙区を含め10から8に減らした。 小選挙区を含め議席を98から148へ大幅に増やした立民は、比例の得票数は前回の1149万票から1156万票で7万票の増。議席が7から28と4倍増となった国民民主党は、259万票から617万票で358万票の大幅増だった。 一方、議席を256から191へ大幅に減らした自民は1991万票から1458万票で533万票

    れいわが共産抜く、実は微増の立民 衆院比例票 自民533万、公明115万減 国民急増
  • 「男系男子、理念相いれない」 国連女性差別撤廃委、皇室典範改正も日本に勧告

    国連の女性差別撤廃委員会は29日公表した日の女性政策についての最終見解で、皇位継承を男系男子に限る皇室典範の規定にも言及。女性差別撤廃条約の理念と「相いれない」と指摘し、皇室典範の改正を勧告した。 皇室典範を巡っては、前回の2016年審査時、改正勧告を盛り込む最終見解案に日側が強く抗議し、記述が削除された経緯がある。 また、慰安婦問題については、被害者らの賠償請求などの権利を保障する努力を続けていくよう日政府に求めた。

    「男系男子、理念相いれない」 国連女性差別撤廃委、皇室典範改正も日本に勧告
  • 共産の供託金没収4億2900万円 小選挙区だけで前回の3倍超 共闘転換で213人擁立

    27日に投開票された衆院選で、共産党公認で小選挙区に立候補した213人の3分の2に当たる143人の得票が有効投票数の1割に達せず、供託金没収の対象となることが29日、総務省の発表資料からわかった。1人当たり300万円で、総額は小選挙区の立候補者だけで4億2900万円。野党共闘により候補者を絞った令和3年の前回選と比べ、3倍以上の高額となる。 共産は前回、立憲民主党、国民民主党、社民党との共闘により小選挙区での野党候補を一化。全289選挙区の中で擁立を105人に絞り、沖縄1区の赤嶺政賢氏(76)を除き落選した。105人のうち供託金没収の対象は44人で総額は1億3200万円。「没収率」は約42%だった。 今回は立民が共産との選挙協力を否定するなどし、共産は戦略を転換して積極的に候補を擁立。全289選挙区の7割超で、前回の2倍に当たる213人を立てたが、当選者は前回に続き赤嶺氏のみで143人が

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  • 絵本作家せなけいこさん死去 92歳 代表作に「ねないこだれだ」「あーんあんの絵本」

    ロングセラー絵「ねないこ だれだ」などで知られる絵作家のせなけいこ(名・黒田恵子=くろだ・けいこ)さんが23日午後10時52分、老衰のため神奈川県の自宅で死去した。92歳。葬儀は近親者で行った。後日、お別れの会を開く予定。 東京都出身。童画家の武井武雄に師事し、昭和44年「いやだいやだの絵」4冊シリーズでデビューした。貼り絵を使ったユーモアと温かみのある作風が特徴で、同シリーズの「ねないこ だれだ」は世代を超えて読み継がれる代表作に。表紙の白い「おばけ」は、せなさんの作品のトレードマークになった。同作はサンケイ児童出版文化賞を受賞した。 「あーんあんの絵」4冊シリーズの「ルルちゃんのくつした」などに登場する女の子は娘がモデルで、自身の育児経験を基に子どもの姿を生き生きと描いた。主な作品に「めがねうさぎ」シリーズ、「おばけのてんぷら」など。

    絵本作家せなけいこさん死去 92歳 代表作に「ねないこだれだ」「あーんあんの絵本」
  • 中国、SF界の大物を規律違反で調査 世界的ベストセラー小説「三体」連載主導の姚海軍氏

    中国四川省の共産党規律検査委員会と監察委員会は23日、四川科幻世界雑誌社の姚海軍・副編集長を重大な規律・法律違反で調査していると発表した。世界的ベストセラーとなり日でもヒットした中国SF小説「三体」の雑誌連載で中心的役割を果たした中国SF界の大物。汚職に関与した疑いとみられる。 三体は人類と異星人の攻防を描いた名作。中国メディアによると、副編集長は2006年にSF雑誌「科幻世界」への連載開始を決定した。各国言語に翻訳され世界で2900万部が発行された。15年に世界の権威あるSF賞のヒューゴー賞長編部門を受賞し、中国と米国の動画配信サービスが実写ドラマ化した。

    中国、SF界の大物を規律違反で調査 世界的ベストセラー小説「三体」連載主導の姚海軍氏