ブックマーク / withnews.jp (14)

  • 潜水調査船「しんかい6500」もう作れないって本当?本部の見解は

    失われた技術 設備がなく、技術者も引退 迫るタイムリミット 6500メートルの深海まで人を乗せて潜れる「しんかい6500」。重要部品をつくる技術が、今の日にはもうない――といった趣旨の投稿が話題になりました。この情報は当なのでしょうか。しんかい6500を運用している海洋研究開発機構(JAMSTEC)に話を聞きました。(朝日新聞デジタル企画報道部・武田啓亮) 失われた技術 「しんかい6500」はその名の通り、6500メートルの深さまで潜れる有人潜水調査船です。 1989年に三菱重工によって建造され、就航以来、1700回以上の深海調査を行ってきました。 水中では10メートル潜るごとに1気圧ずつ水圧が増していくため、深海6500メートルでは、1平方センチメートルあたり、約650キロもの力がかかることになります。 自衛隊や米軍が運用する軍用の潜水艦でも、この水圧にはとても耐えられません。 その

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  • 「なんで否定してくるわけ?」 「いや」で話し始める人に衝撃の事実

    話題になったのは、9月6日に漫画家さわぐちけいすけさん(@tricolorebicol1)がTwitterに投稿したマンガです。 「前々から気になってたんだけど…なんでいつも否定してくるわけ?」 友人からそう問われた主人公は驚きます。 「いやそうだっけ?」「それ!それのこと!なんで毎回否定すんの?」「否定してないよ!」 「いやぁいい天気ですね」「いや今日も頑張ったなぁ」 そんな風に「いや」を使う主人公。 「感嘆詞として使ってたの…?」と驚く友人に、主人公は「これ口癖みたいなものかも。プラスの意味もマイナスの意味もないもん」と受け止め方の違いにがくぜんとします。 東北出身の主人公は、友人から「方言みたいなものなのでは?」と問われて振り返ると、家族や友人たちが自然と「いや」と言っていたシーンが思い浮かびます。 「いや信じてくれ! 『あら』『えっと』的な音でしかないんだ!」

    「なんで否定してくるわけ?」 「いや」で話し始める人に衝撃の事実
  • 新聞記者なのに選挙のテンションが上がらない…一緒に考えてみた

    まず見るのは「コメント欄」 選挙との相性、すこぶる悪いのでは? 消極的な投票理由、「でも当は…」 もうすぐ参院選があります。 新聞社に入社して13年目、35歳になる私ですが、ぶっちゃけテンションは上がっていません(多分私の一票が大事にされていないような気持ちがしちゃうからかな…)。 「上げるのがメディアの役目だろう」というお叱りの声は甘んじて受け入れます。 でも、無理に上げるテンションってなんなんだろう。 そこに何があれば「よっしゃ投票行こうぜ」ってなるんだ? 各地の選挙管理委員会が投票時間や期日前投票の場所を工夫したりしていますが、どうもそれが質とは思えない。 なにがあれば…なにがあればいいんだ…?? 迷宮入りした私の悩みを聞いてもらおうと、現役の大学生(19~22歳の3人)と話をしてみることにしました。 情報氾濫、「結論だけ教えて?」もわかる… ここ数年、10~20代の若者の取材を

    新聞記者なのに選挙のテンションが上がらない…一緒に考えてみた
  • 熱中症招く「ヨシ!」じゃない行動は?「仕事猫」啓発ポスターが秀逸

    「こんなはずでは…」全身に汗かく 労災を起こすキャラに感じた適性 原作者が協力、熱中症予防を自分事に 新緑の季節を迎え、気温が日々ぐんぐんと上がっています。そろそろ心配になってくるのが、熱中症です。予防について呼びかけるため、のキャラクター「仕事」を起用した啓発ポスターが、ネット上で話題を集めています。意外な組み合わせが実現した背景事情を、制作元に聞きました。(withnews編集部・神戸郁人) 「こんなはずでは…」全身に汗かく ポスターは、事業主が行う労働安全衛生活動を支援している団体・中央労働災害防止協会(中災防)が、今年4月に発売しました。ヘルメットをかぶり、「ヨシ!」と指さし確認する姿でネット上での人気が高い、仕事とのコラボデザインです。 「熱中症がねらう!」。ポスター上部を埋める、赤地に白抜き文字の手書きコピー。直下には「二日酔い」「事抜き」「夜ふかし」「過信」と、熱

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  • 民家に咲いた珍し過ぎる花 「今世紀、もう見ることはできない」

    一生に一回、全てを注ぎ込んで実らせる 研究者でも見られなかった人がいる ひたすら開花しないのも「作戦」 庭に珍しい花が咲いた――。岩手県の民家から、そんな知らせを受けて調べ始めると、なんとその植物は、「一度咲いたら、その後は1世紀にわたって見ることができない」という、驚きの生態だということが分かりました。(朝日新聞記者、東野真和) ちょっと不安になりました ゴールデンウィーク最後の日曜日。 岩手県大槌町吉里吉里の木材加工業・碇川公二さん(58)が、庭の手入れをしている時、ササ類の植物が群生しているやぶの中に、見たことがない実のような物が生えているのを見つけました。 近所の親類がスマホで調べると、どうやら花のようでした。 ササやタケの一種は、何十年に1回しか咲かない。そんな話をどこかで聞いたことがあった碇川さん。その後、どうなるんだろうと調べてみると、実をつけたあと、一斉に枯れるようでした。

    民家に咲いた珍し過ぎる花 「今世紀、もう見ることはできない」
  • コミケ中止!同人誌の印刷会社は…「やめようと思ったことはない」

    約2年ぶりに開催される同人誌即売会・コミックマーケット。その屋台骨を支える、印刷会社の社長に、イベント再開までの歩みについて聞きました。 出典: 神戸郁人撮影 一時間に8千枚の同人誌を刷り出す 廃業した他社の顧客を引き継ぐことも 二次創作の支え手として闘う理由 新型コロナウイルスの流行が、文化や芸術にまつわる様々な営みに打撃を与えています。漫画やアニメの二次創作も、その一つです。同人誌即売会の雄・コミックマーケット(コミケ)は、感染対策のため、開催延期や中止に追い込まれました。こうした状況下、同人誌の印刷事業に取り組み続けている会社があります。「我々の仕事は、冊子の価値を高めること。絶対になくせません」。職人としての矜持を胸に、時代の荒波を乗り切ろうとする、町工場の社長に胸の内を聞きました。(withnews編集部・神戸郁人) 一時間に8千枚の同人誌を刷り出す シャーッ……。 眼前で高速回

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  • 育休取った夫に「愛情増」の妻は2割 「愛情減った」妻の言い分は

    ※クリックすると特集ページ(朝日新聞デジタル)に移ります。 夫やパートナーに対する愛情は、育休前と育休の後で変化したか? 3人に1人の女性は愛情が増減。増えた人の割合は19%で、減った人は15%だった――。育休を取った夫(パートナー)のにアンケートすると、そんな結果が出ました。何が明暗を分けたのでしょうか。 夫の育休、60点以上が7割 withnewsでは2021年9月~10月、「Yahoo!ニュース」を通じて、夫(パートナー)が育休を取った女性を対象にアンケートを実施。Yahoo!ユーザー757人の回答を得ました。 育休を取った夫に対しては「子どもを一緒に育てているという実感がわいた」「ありがとう」など感謝の言葉が並びました。ただ、シビアな音も見て取れる結果となりました。 回答者の年代をみると、最も多かったのが30代(37%)で、40代(31%)、20代(15%)とつづきました。

    育休取った夫に「愛情増」の妻は2割 「愛情減った」妻の言い分は
  • やっぱり「野党側の問題」だったことが、世論調査でも明らかに

    自民の勝利、「よかった」47% 参院選の野党一化、半数が否定的 立・共協力 外交・安保の違いに厳しく 10月の衆院選。野党第1党の立憲民主党は、公示前の議席を13も減らして大敗し、枝野幸男代表が辞任を表明しました。衆院選では初めて共産党などとの「野党共闘」を進め、全体の4分の3の選挙区で候補者を一化しましたが、有権者の支持は集められませんでした。朝日新聞社が11月6、7日に実施した全国世論調査(電話)で、選挙結果への有権者の受け止めを探ってみました。 (朝日新聞記者・磯田和昭) 自民の勝利、「よかった」47% 今回の衆院選では、自民党が過半数(233)を大きく超える261議席を獲得しました。このことについて、「よかった」と思うか、「よくなかった」と思うか聞いてみました。「よかった」という人が47%で、「よくなかった」と答えた人が34%でした。 自民支持層は「よかった」が84%と結果を歓

    やっぱり「野党側の問題」だったことが、世論調査でも明らかに
  • 共産主義って怖くないんですか? 志位さんに若者政策を聞いてみた

    自衛隊をなくしたら国防はどうなる? 共産党のジャーナリズム 改憲はほんとうに必要ないのか 衆院選挙を控え、野党共闘のあり方が注目される中、野党は若者政策についてどのように考えているのでしょうか。共産党は、格差の解消だけでなく気候変動対策やジェンダー平等にも積極的な一方、「共産主義」を警戒する人が少なくありません。共産党が掲げる「共産主義」とはいったい何のか? 当に怖くないのか? 志位和夫(しい・かずお)委員長にYouTubeたかまつななチャンネルで聞きました。 共産党の理念とは ――まず日共産党は、どういうことを理念にした党ですか? 社会主義、共産主義が理念です。今、世界的にも貧富の格差がひどいじゃないですか。気候変動も大変な危機になっていますよね。お金儲け第一、利潤第一では立ち行かなくなっている。この社会を乗り越えて人類はもっと先に進むことができる。社会主義、共産主義といっても、潰れ

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  • 領海侵入の日に不在「驚きを禁じ得ない」首相経験者が嘆くルール無視

    「決裁の最上位は山田局長でございます」 連絡受けてもゴルフを続けた森喜朗元首相 「一票投じることができない世代を犠牲に」 【金曜日の永田町(No.18) 2021.03.06】 過去最大の106兆円の新年度予算案は3月2日、衆院を通過し、参院での審議が始まりました。菅義偉首相の長男が勤める放送関連会社による総務省幹部への接待問題も新たな「違法」が発覚し、安倍政権以来、毎年のように首相が関係する疑惑が浮上する異常事態になっていますが、規律破りのいまの政治を支えているものは――。朝日新聞政治部(前・新聞労連委員長)の南彰記者が金曜日の国会周辺で感じたことをつづります。 「決裁の最上位は、山田真貴子局長でございます」 3月5日、菅さんの長男が勤める放送関連会社「東北新社」による総務官僚への接待問題で、新たな展開がありました。 この日の参院予算委員会で、立憲民主党の小西洋之さんの質問に対し、東北新

    領海侵入の日に不在「驚きを禁じ得ない」首相経験者が嘆くルール無視
  • 「このままではつぶれる」サマソニの窮状 政府の補償、洋楽は対象外

    洋楽プロモーターの窮状「理解されていない」 補償に組み込まれず…「独自で頑張らないと」 音楽シーンを支えた洋楽、現状に応じた対処を コロナ禍でイベントやコンサートの中止や延期が相次ぐ中で、国内アーティストの公演は少しずつ開催されるようになってきましたが、洋楽コンサートは今、苦境に立たされています。20年続く大規模ロックフェス「サマーソニック」を主催するクリエイティブマンプロダクションの清水直樹社長(55)に、その窮状を聞きました。(朝日新聞・坂真子) 洋楽プロモーターの窮状「理解されていない」 昨年の緊急事態宣言解除後、国内で行われる音楽やスポーツなどのイベントは、感染対策を徹底したうえで、会場の50%を超えない人数でチケットを販売し、歓声は禁止、という形で行われています。 「日の各プロモーターやアーティストは、自分たちでルールを守って少しずつコンサートを再開していて、これは素晴らしい

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  • ゾンビに

    スタッフの底知れぬ「佐賀愛」 原作者名は「広報広聴課ゾンビ係」 自信を持てるきっかけに ゾンビとなった少女たちがアイドルになって佐賀を救う――。アニメと佐賀県の異色のコラボが話題となった「ゾンビランドサガ」。2018年にアニメ1期が放送され、2021年4月からは2期(「ゾンビランドサガリベンジ」)のテレビ放送も控えています。「ゾンビランドサガ」で佐賀はどう“救われた”のか。アニメを担当する佐賀県庁広報広聴課の近野顕次さんに近況を聞きました。 子どもたちにも大人気 「元日に2期の放送日が発表されてから、地元のメディアでも取り上げられたり、職場の内外でもこの話題でもちきりとなっていたりと、大きな反響を感じています」 年明け以降の佐賀県の盛り上がりについて、近野さんはこう話します。2018年12月にアニメの放送が終了して以降、佐賀県では全県を舞台にしたスタンプラリーキャンペーンや、県庁の展望ホー

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  • 「日本語ネイティブ」は禁句 ツイッター社で見つけた〝多様性〟

    「あなた個人だよね」 「面倒くさそう」でも 「違う家族と暮らすということ」 様々な国や地域にルーツがあり、価値観を持つ人が、一緒の職場で働く機会が増えています。社員の約3割が外国籍というTwitter Japanでは、社内で「ダイバーシティー(多様性)」を学ぶ機会を作っています。参加した社員が強調したのが「日で働くことはゼロから学び直すこと」。Twitter Japanの社内勉強会から、企業の成長にとっても避けて通れなくなっている「文化の違いの乗り越え方」を探ります。 「当たり前」ではない Twitterは世界の各社をつなぐグローバルな目標として「Inclusion&Diversity」を掲げています。多様な人たちの違いや思いを尊重し、受け入れるための目標を設け、各国の社員に行動を求めています。今回のイベントはそうした一環で企画されました。 「通常は、スピーカーは社外から呼ぶことが多いで

    「日本語ネイティブ」は禁句 ツイッター社で見つけた〝多様性〟
  • 炎上したらすべて「抹殺」 ネットで暴走するキャンセル・カルチャー

    廃刊するまでは買わない 最大の犠牲者は「対話の契機」 「ただの燃料」となった出来事 問題発言や不祥事が起きると、相手の言論が発表された記事や媒体など発表の場所そのものを破壊する――現在では随所で見受けられるようになった〝過激な文化〟は、すでに平成の時代に胎動し始めていました。それを考える契機と言えるのが、2018年(平成30年)に休刊(事実上の廃刊)になった『新潮45』をめぐる騒動です。自分の視界から消すことだけにとらわれた時、当に犠牲になるのは何か。スマホの世界で暴れまわる「キャンセル・カルチャー」について考えます。(評論家、著述家・真鍋厚)※敬称略 廃刊するまでは買わない 発端は、自由民主党の衆議院議員である杉田水脈(みお)が、2018年8月号に寄稿した「『LGBT』支援の度が過ぎる」という論考でした。 「彼ら彼女らは子どもを作らない、つまり『生産性』がないのです」という箇所が物

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