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2008年8月26日のブックマーク (2件)

  • 科学者の問いにSFで答えたい 瀬名秀明に聞く「answer songs」

    科学SFを生み、SFが科学者を生む。「2001年宇宙の旅」「鉄腕アトム」「スター・ウォーズ」――SFが示した未来像に衝撃を受け、科学者を志した子どもは少なくない。SF黎明期は特にその傾向が強かった。 今はどうだろうか。「科学もSFも成熟し、細分化された。科学者がSF好きとは限らないし、SFが必ずしも科学的とは限らない」とSF作家の瀬名秀明さんは言う。それが悪いわけではない。だが科学とSFが交流を深めれば、そこからまた、新しい科学者やSF作品が生まれるかもしれない。 瀬名さんはそう考え、SF作家と科学者が議論するシンポジウムを昨年9月の「日SF大会」で企画。対話から生まれたSF作品は、バンダイビジュアルのWebサイト「トルネードベース」で、「answer songs」として無償公開中だ。 「科学やSFは、コミュニティーを超え、対話を喚起してゆく力がある。SFの原点に戻り、未来につながる企画

    科学者の問いにSFで答えたい 瀬名秀明に聞く「answer songs」
  • 身の丈マーケティング メモ LA四部作も折り返し。『ブラック・ダリア』&『ビッグ・ノーウェア』読了

    『ブラック・ダリア』を読み終わり、『ビッグ・ノーウェア』(下巻)を入手して以降、『ビッグ・ノーウェア』を読み進む途中、突発的な無茶仕事に脳みそが腫れそうになるほど悩んだため読書が進まず、その後『ハリー・ポッターと死の秘宝』に浮気して、なかなか読み終わらなかったのが、ようやく読了。 いやー、傑作。特に『ビッグ・ノーウェア』(上・下)がいい。評判に違わない傑作ですね。 非常にタフ。プロットが緻密。 グロさもあるけれど、それより何より、タフ。 むき出しの性差別、人種差別、アカ狩り、ハリウッドと暴力組織、警察と癒着、権力と暴力――。 音と建前がひしめき合い、多彩な登場人物による嘘の塗りあい、騙しあい、一触即発のスリルと退廃がパンパンに詰め込まれていて、飽きさせない。終盤、謎が一気に解けそうになる怒涛の展開が始まると、読んでいて脳みそが疲れるほど興奮する。しかし、物語に爽快感はない。動機が、人物関