アメリカの写真家で自然保護活動家のJ Henry Fairさんは、サイト「Industrial Scars」にて、産業が地球に刻んだ傷跡を空撮で記録し、公開しています。中には幻想的な色によってまるで空想の絵のようになっている写真もありますが、すべて実際に撮影されたものです。 美しい虹色の帯。これは2010年4月にメキシコ湾で発生した原油流出事故によって流出した油。 こちらでは油がくっつきあって島のような形を作っています。 くっきりとシルバーの帯が入った海の上を飛んでいくカッショクペリカン。 ニューヨーク州キャッツキル山地で行われている天然ガス採掘の様子。右上に写っているのは教会です。 採炭で削られてゆく山。表土をちょうど硝酸アンモニウムで吹っ飛ばしているところですが、この爆破で飛んでいった石がぶつかり年間4人が亡くなっているそうです。なお、写真右側はきれいに残っていますが、これはちょうど私
![赤い川、虹色の海、産業が生み出した傷跡の空撮写真](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c0e1883e677370465e35d74026a225372b6791f6/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fi.gzn.jp%2Fimg%2F2011%2F07%2F27%2Findustrial_scars%2Ftop.jpg)