<本記事の内容> 1.はじめに~ある人権活動家のこと~ 2.現代中国の人々が死を悼む「かたち」と政治 2-1.共産党政府が墓を造らせなかった理由 2-2.周恩来の死と「四五天安門事件」の前例 3.中国の人々が死を悼む「かたち」と海洋葬について 3-1.報道の伝える埋葬法は「海洋葬」 3-2.現代中国の葬儀方法について~共産党政府の関与で変化した葬礼~ 4.最後に 5.補足(2017.7.16_1409追記) 1.はじめに~ある人権活動家のこと~ 「中国の民主化運動の象徴的存在で、服役中にノーベル平和賞を受賞した人権活動家」が「7月13日、入院先の遼寧省・瀋陽の病院で死去」されました。この方は、劉暁波氏です。 www.huffingtonpost.jp もう、ずいぶん前からだったように記憶しています。日本のニュースでも、北京オリンピック後の「08憲章」を劉暁波氏が発表。上のハフィントンポスト