仏パリで記者団に向かって話す共和党のブリュノ・ルタイヨー上院議員(2023年7月3日撮影)。(c)Geoffroy VAN DER HASSELT / AFP 【7月6日 AFP】仏共和党の有力上院議員、ブリュノ・ルタイヨー(Bruno Retailleau)氏が5日、警察による北アフリカ系少年の射殺事件に端を発した暴動をめぐり人種差別的な発言をしたとして、批判の矢面に立たされている。 ルタイヨー氏はラジオ局フランス・アンフォ(Franceinfo)の番組で、暴動の参加者について、「確かに彼らは公的にはフランス人だ。ただ残念ながら(移民)2世、3世だ。自分たちの民族的ルーツに回帰しているようだ」と語った。 発言は、ジェラルド・ダルマナン(Gerald Darmanin)内相が前日議会で、暴動参加者に黒人や北アフリカ系が多いことに関し、暴動が発生した先月27日以降に拘束された抗議行動参加者の