衆院本会議で、北朝鮮の核実験に対する抗議決議案が可決され、政府発言を行う安倍晋三首相=8日午後、国会・衆院本会議場(斎藤良雄撮影) 北朝鮮の核実験に抗議する決議を採決した8日の参院本会議で、与野党の計33人が採決に加わらなかった。慣例で採決に参加しない山崎正昭議長をのぞく32人が欠席・棄権で、このうち7月に任期満了を迎える「改選組」が22人を占めた。 参院の定数は242人で、山崎議長を含め212人が出席。押しボタン形式で行われた採決の結果、賛成は209人だった。生活の党と山本太郎となかまたちの山本太郎代表は出席した上で採決を棄権。自民党の末松信介氏も出席したが、採決の結果上は「棄権」となった。 山崎、山本、末松各氏をのぞく30人が本会議自体を欠席した。全員が欠席届などを提出し、無断欠席はいなかった。政党別の内訳は、自民党16人、民主党11人、共産党2人、維新・元気の会1人。公明党、おおさか