前回記事:留学「行けばなんとかなる」思考が招く大失敗 新年度も早1カ月が過ぎました。満員電車に顧客からのクレーム、上司からの叱責などなど、ストレスの多い日本を離れて、海外でのびのびと留学生活を満喫したいと思い始めた人も多いのではないでしょうか。 しかし、せっかく一大決心して留学に臨んだにもかかわらず、帰国後、日本の現実社会に適合できないケースが増えています。今回はそんな「社会人留学の失敗ケース」を分析していきましょう。 イキイキ働く姿に惹かれ、ワーホリに飛びついたものの 就活を目的とした学生の留学と違い、社会人の留学はキャリアアップを目的にしたものが大半を占めます。とはいえ、一口に「留学」と言っても、大学・大学院留学やMBA留学などのアカデミックなものから、美容や映画などの専門技術を学ぶもの、語学の習得を目的とするもの、また留学ではないですが、最長1年間その国の滞在を楽しめるワーキングホリ