「ネット民」新たな票田に=SNS戦略、選挙結果を左右 2019年08月30日07時06分 人気漫画「翔んで埼玉」とコラボした埼玉県知事選の啓発ポスター(埼玉県選挙管理委員会提供) インターネット交流サイト(SNS)が浸透する中、先の参院選や埼玉県知事選について、ネットに費やす時間が多い「ネット民」の投票行動が当落を左右したとの指摘が出ている。各党ともネットの影響力は無視できないと危機感を募らせており、次期衆院選では「新たな票田」がカギを握る可能性がある。 <参院選 開票結果> 政界関係者の間で衝撃が走ったのは、先の参院選比例代表の当選者50人中、3番目の大量得票を果たしたのが「無名」の自民党の山田太郎参院議員だったことだ。 山田氏は2010年参院選にみんなの党から出馬し、12年に繰り上げで初当選。日本を元気にする会などを経て、今年7月の参院選に自民党から出馬し当選した。永田町での知名度は決