「脱原発」を主張する小泉純一郎元首相(72)と組んで都知事選に挑んだ細川護煕元首相(76)だったが、110万票以上も差をつけられ舛添要一元厚労相(65)に大惨敗を喫した。告示直前、細川選対で何があったのか?選対立ち上げに携わった上杉隆に藤本順一氏が迫った。 藤本:上杉さんとこんなにも早く再会できるとは思いませんでした(笑い)。細川氏擁立の仕掛け人といわれ、選対入りしたかと思えば、解任され、一体何があったの。 上杉:昨年末、ゴルフ仲間の木内孝胤前衆院議員から相談を受け、細川氏の出馬へ向け、選挙対策本部の立ち上げ準備に協力し、報道・メディアを中心とした戦略をお手伝いすることになりました。 藤本:ところが22日の出馬会見を前に解任されたとか。 上杉:はい。23日の告示後に正式に選対が立ち上がってからは、ネット戦略担当に異動になりましたが、これも2日間だけ。その後、細川氏からは戻ってきてくれといわ