在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部(東京都千代田区)の土地建物の再入札で、落札したモンゴル企業「アヴァール リミテッド ライアビリティ カンパニー」が29日、売却を許可しないとする東京地裁の決定を不服として、執行抗告を東京高裁に申し立てた。 地裁は昨年10月に売却の可否を決定する予定だったが、同社の提出書類にカラーコピーとみられる形跡があったため延期。在日モンゴル大使館に確認したところ、「公式な国家機関によって作成された文書ではない」との回答があり、今月23日に売却を認めない決定を出していた。