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着物に関するgtravelのブックマーク (5)

  • 投稿イラスト講座vol.7『着物の描き方』ぺんたさんの場合

    さて、練習板のほうで、着物の構造等についての解説がほしい…というご要望がありましたので、日頃着物を着ている立場から、着物の基的なしくみや、決まり事、着方などについて講座をさせていただくことにいたしました。 着物をご自分で着たことのない方は、資料写真等をごらんになっても、おそらく、「このパーツはどこのナニが見えているのだろう…」と謎また謎、ということが多いと思いますので、この講座でおおまかな形などを覚えてご参考にしていただければ幸いです。 まず、着物の仕組みから。 着物を着るときは、原則として、(1)肌じゅばん(もめんのシャツのようなもの)の上に、(*2)絹製のお襦袢(おじゅばん)を着て、さらにその上から、(3)絹製の着物を着ます。 (*2)のお襦袢には、半襟(はんえり)といって、そこだけ外して付け替えができる絹の小さな布が別に縫いつけてあります。 衿のところは、直接肌に当たるので、汚れや

  • 江戸時代 小袖の変遷 - 本文

    (私の)家に「幕末の素顔」という写真集がある。それは米国国会図書館が保管していた、幕末の日の庶民の写真集である。初めて、その写真を見たとき、少なからずがっかりした。どの女の人のきもの姿も美しくないのだ。ほとんど無地の黒っぽい着物を、だらしなく着くずした着付けで、時代劇に出てくるような華やかさはまるでない。思わず(私の)兄に文句を言ったら、「私たちがジーパンやTシャツを着るのと同じように、生活着なのだから仕方がない」と言われた。 なるほど、それはそうであるが、毎日どこかでやっている時代劇の中のきもの姿に慣れているので、なにか納得できない。きものの歴史を調べる機会があっても、(それは)小袖の形自体の変化か、模様や色彩の移り変わりであって、着付けについては、あまり知らなかったからだ。 それからは、自分なりに気をつけて、(下に掲載した)画像と同じような風俗を探してみた。浮世絵である。歌舞伎役者や

  • 拾遺:女子服飾史のなぞ

    まだ正月でございますので置物のお写真を ところで、着物の「おはしょり」っていつから一般的になったんでしょうね? 着物を扱うアンティークショップのマダムいわく 「明治・大正の着物にはおはしょりがどうみてもないのがある」 ほおう… 「だっていくら背が低くてもおはしょり作ったらつんつるてんになる丈の着物多すぎ」 ではなぜ… 「思うに、おはしょりはぜいたく品だったのよ。だって、布って昭和中期まで貴重品だったわけじゃない、なのにいちいち成長期も止まった女子のためにおはしょりを設定するなんて贅沢じゃない」 それはそうだ。 だいたいあの「おはしょり」の部分ってモタついて暑苦しいし見た目エレガントでもなんともないしー。 という会話をアンティークショップのマダムと交わしたのが、昨年末でした。 そして今日、こんなサイトを見つけ。 有名でもなんでもない幕末の人物の写真を貼るスレ 幕末・明治の女性のおはしょり…

    拾遺:女子服飾史のなぞ
  • ビゴー

    「ビゴー日素描集」「続ビゴー日素描集」 (岩波文庫)   2001.10 ■動いている着物姿 明治の日人の姿を生き生きと、茶化して描いたビゴー(フランス生まれ)。 「みんなが着物を着ていた時代」は、残念なことに「写 真や映画が少なかった時代」。だから昔の人のごく自然な着物姿(誇張されたり美化されていない)を見る機会は、意外なほど限られています。 ビゴーはそんな時代の日人をスナップ写 真の感覚で描き残しました。 「動いている日人」の絵には、発見がいっぱい。着物の自然なドレープを丁寧に描いているのも見逃せません。(ビゴーの絵には、外国の人が描きがちな、‘いい加減なエキゾチック着物’がないのです。) また、わざわざ「日人のちょっと恥ずかしい状況」を切り取って描いてある。現代でいうなら、「コンビニでウ●コ座り」のような(笑) 日人の脱力ポーズを外国人の目でせっせと描いてるから、たまっ

  • 道行、コート、羽織について

    羽織の上に道行きや道中着を着るのはアリです。 重ねる時は羽織が隠れる丈にしてくださいね。 コートの裾から羽織が見えているのはかっこわるいので・・・。 防寒だけでなく、羽織には「あらたまった服装にする」「ただのおしゃれ」、 道行きには「塵よけ」という役目もあります。 女性の正装には羽織は着ません。 だから留袖や喪服用の羽織というのはありませんよね。 礼装用のコートを着て、目的地で脱ぎます。 礼装するほどではないおでかけ(入学式の付き添いや盆暮のご挨拶など)の時に、 きちんとめの小紋に無地の一つ紋の羽織を着れば、服装を整えた感がでます。 アンティークの着物のお店で、夏生地の黒紋付の羽織を見かけることはありませんか? これなどは明らかに防寒の役割ではありませんよね。 また、同じ小紋に友禅の絵羽の羽織を着れば、お正月やちょっといいレストランへのおでかけに。 小紋の羽織ならば普通のおでかけ着です。

    道行、コート、羽織について
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