■猫好きな作家たち 吉野家派vsすき家派という戦いと、犬派vs猫派という戦いはおそらく人類が滅亡するまで続くと思われるが、作家という人種においては“犬好き”より“猫好き”の方が多いように思う。 小説家のみならず、画家、漫画家等の芸術家肌の人たち。彼らはどうも猫を愛する傾向があるような気がしてならないのだ。そんな気がするのは私だけではないようで、読書家の知人も先日同じことを言っていた。 猫好きで知られる作家、画家、写真家、漫画家等――梶井基次郎、内田百閒、萩原朔太郎、谷崎潤一郎、大佛次郎、高橋直子、藤田・小池夫妻、村松友視、金井美恵子、笙野頼子、山口マオ、大島弓子、小林まこと、荒木経惟、岩合光昭、藤田嗣治、竹久夢二……挙げればきりがない。 時代もジャンルも無視して思いつくままに節操のない挙げ方をしてしまったが、お許しあれ 当然、猫嫌いの作家もいるし、犬派の作家もいる。当たり前のことだ。夏目漱
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