1925(大正14)年に創業し今年で91年目になる。店頭には桜の塩漬けが入った桜あんぱん、昔ながらの形のクリームパン、ジャムパン、カレーパン、焼きそばパンなどの調理パンが並ぶ。 「営業時間は朝8時からだが、7時ごろからシャッターを一部上げて、できたものから販売しているので知っている人は買いに来る」と同店販売スタッフの石坂千永子さん。「閉店の案内を出してから、常連さんなどがいつも以上に頻繁に来てくれるようになり忙しくなった。もうすぐ閉店するとは自分たちでも信じられない」とも。 石坂さんは20年以上、店頭に立ってきた。「お客さんとの会話を楽しみにしていた。お客さんに会えなくなってしまうのが何より寂しい」と言う。常連客も「寂しい。ずっとあると思っていた。これからどこで買えばいいのか」と閉店を惜しむ。「ビルは残るので、何年か先になっても『昔ここにパン店があったよね』と思い出してもらえたら」と石坂さ
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