ありがたくない約束手形世の中は強いものが勝つ 約束手形という制度は大企業にとって有利に出来ています。独立して事業を始めたりすると 実感することができます。たとえばプログラムを作って納品したとします。企業も大きくなって くると役所のようになってきて、「担当者の検収印がないと請求書は受け取れない」などと言う ようになります。ところが担当者があれこれと注文をつけて、なかなか判子を押してくれず、 そうこうするうちに締切日を過ぎて「また来月ね」てなことになったりする。 翌月、ようやく担当者の判子をもらって請求書を提出すると「うちは月末締めの翌月二十日払いです。」 とかで、さらに一月以上待たされたりする。さて翌月の二十日になって出かけて行くと現金ではなくて 約束手形を渡される。これは「お金は100日後に払います」というような紙切れのことだ。 そんなこんなで大企業に納品するとなかなか支払っては貰えないものです。その間も、
