フランスのエマニュエル・マクロン大統領はパリ警察によって10代の若者が殺害されたことに端を発する暴動についてソーシャル・メディアとビデオ・ゲームに苦言を呈している。 現地時間6月27日、17歳のナヘル・メルズークはバス専用レーンでスピード違反をして2人の警官によって車を止められている。報道によれば、ナヘル・メルズークが停留所から立ち去ろうとしたため、警官の1人はナヘル・メルズークを銃撃する対応を取っている。 銃撃から1時間後にナヘル・メルズークは死亡が宣告されており、事件の動画が拡散すると、フランス全土、フランス領、スイスとベルギーのフランス語圏で暴動が広がることとなっている。 エマニュエル・マクロン大統領は6月30日に10代の若者が亡くなったことについて「不可解」で「許されない」ことだとしつつも、「正義が勝つためには抗議運動は緩和させなければならない」とも述べている。 エマニュエル・マク