PICTURES編集長のチワワ・イトウです。今日は、コロナ禍で写真を撮る気がなくなってしまった私が、あるカメラに出合うことで、気持ちが変わったというお話をいたします。 昨年2020年は、私が趣味で写真を撮り始めてから20年目の年でした。 でも、その年に世界はとてつもない災難に見舞われて、今なお先が見えない暗闇の真っ只中にいます。 カメラは、私にとって眼であり、最高に楽しいオモチャであり、仕事道具です。と書くと、ちょっと堅苦しいですけど、とにかくカメラと写真が大好きで、ずっと撮り続けてきました。そんな私が、2020年はほとんど写真を撮りませんでした。 写真を撮る気がしない。カメラも持ち歩かない。何にも感動しない。 それまでは、会社に行くときも、家族で出かけるときも、近所を散歩するときも、いつもカバンの中にカメラを入れて、なにか気になるものがあれば、サッと出して気軽に撮っていました。でも、昨年