自分の考えを書くということは、取りも直さず、自分の限界を晒すということでもある。 書けば書くほど、ああこの書き手は、こういうことは知らないのだなとか、こういう経験をしたことがないのだな、ということがバレてしまう。 それを知りつついい歳をした大人が、何かを書き続けるとしたら、それでも吐き出さずにはいられないものが、澱のように溜まり続けるからだ。 僕は百貨店という小売の企業に就職し、その後辞めて自営業を営んでいるわけだが、人生で一番苦しかったのは、売場のマネージャーにしていただいた最初の1年間だった。 売場の長、マネージャーという職が必要とするものは、30年生きて学んだことがまったく役に立たず、ほとんどすべてを新たに学ぶ必要があった。 売場といっても、僕がいたのは百貨店という、いわばもっとも恵まれた売場で、コンビニや深夜営業をしているファーストフードなどに比べたら、相当ゆるいものだったに違いな
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