暗号化されたチャットアプリ「テレグラム」に中国共産党党員195万人のリストが流出し、反体制派が対中政策に関する列国議会連盟(IPAC)に送信した。データセキュリティアナリストによる情報評価を経て、最終的に4つのメディアにリストが渡った。イギリスのメール・オン・サンデーは中国共産党が上海の英国領事館、大手銀行、製薬会社ファイザー、航空大手ボーイングなどに浸透していると分析した。 12月12日付の『メール・オン・サンデー』紙は、195万人の中国共産党党員が7万9000以上の支部に配備され、全員が入党時に「党の秘密を守り、党に忠誠を誓い、共産主義のために戦い、決して党を裏切らない」との宣誓をしたと報じた。 その中には、イギリスのセントアンドリュース大学で学び、イギリス領事館をはじめとする上海の中国領事館に勤務した経験を持つ中国共産党党員もいた。 注目すべきことに、領事館の党員の席は上海のMI6(