福井県警は14日までに、他人のパスワードなどを使用してオンラインゲームにアクセスしたとして、不正アクセス禁止法違反容疑で、兵庫県の中学2年男子(14)を補導した。同日、福井県児童相談所に通告した。 県警によると、自分の分身キャラクターでチャットをする会員制サイト「アメーバピグ」上で、福井市の小学4年女児に「仮想通貨をあげるから、IDとパスワードを教えてほしい」と聞き出し、昨年4月下旬ごろ、女児に成り済まし、サイトにアクセスした疑いが持たれている。 男子生徒は「他人のキャラクターを乗っ取って、成り済ましてゲームをしたかった」と話しているという。女児は自分のパスワードが変わっていることに気付き、保護者が福井署に相談した。