厚生労働省は12日、生食用の牛レバー(肝臓)の販売禁止を7月1日から実施することを決めた。重い食中毒を起こすO157などの腸管出血性大腸菌がレバー内部に入り込むことが分かり、除去できる方法がないため、罰則付きで禁止する。近く食品衛生法の基準を改正する。 12日開いた厚労省の審議会が了承した。厚労省は3月に禁止方針を決め、意見を募集。菌を除去する方法が見つかれば見直す方針を示していたが、現段階では加熱以外で安全性は確保できないと判断した。 違反すれば2年以下の懲役か200万円以下の罰金を科すことができる。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料登録で気軽にお試し!サービスのご紹介はこちら関連リンク牛の生レバー販売禁止「妥当」 厚労省に食品安全委答申(4/13)牛の生レバー提供、6月にも禁止 加熱を義務化 厚労省(3/30