日本マイクロソフトは2014年4月9日(米国時間の4月8日)、かねてから予告してきた通り、Windows XPおよびOffice 2003のサポートを終了する。Windows XP向けのセキュリティ更新プログラムは同日公開された4つのアップデートが最後となり、以後は新たな脆弱(ぜいじゃく)性が発見されてもパッチは提供されない。 この日行われた記者会見において、日本マイクロソフト 業務執行役員 最高技術責任者兼マイクロソフト ディベロップメント 代表取締役社長 加治佐俊一氏は、IDC Japanが4月7日に公開した「国内Windows XP搭載PC稼働台数の実績および予測」を基に、Windows XPを搭載したPCの数は順調に減少していると述べた。2014年6月末には、法人市場で約241万台(全体の6.6%)、個人市場で約351万台(同8.7%)まで減ると見込まれるという。 だがそれでも、何