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ブックマーク / tanakahidetomi.hatenablog.com (9)

  • なぜ政治家や財務官僚たちは不況期に増税をしたがるのか?

    それをあけすけなまでに話したのが先週の土曜に行われたこのトークライブ。 震災増税2011 日経済は二度死ぬ http://t.co/gfwg1GY しかし携帯増税とか、復興臨時増税とか、わざわざ経済の停滞を長引かせる(=復興も低迷する)ものをなぜやるのか。その答えも話していると思います。まもなく1000視聴数ですがもっと多くの方にご覧いただきたいと思います。途中、昭和恐慌期に流行した歌曲ショーや、冒頭のDJ.スミスによるポップな平成大停滞テクノ(?)まである深刻な話題だけど面白いを目指してトークライブです。 震災恐慌!?経済無策で恐慌がくる! 作者: 田中秀臣,上念司出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2011/05/20メディア: 単行購入: 2人 クリック: 58回この商品を含むブログ (22件) を見る

    なぜ政治家や財務官僚たちは不況期に増税をしたがるのか?
  • 震災復興をめぐる財務省、日本銀行、官僚的政治家への批判(雑感)

    Twitterで朝つぶやいたものをあまり直さず掲載。 FRBのPreventing Deflationという論文がある。昔、『エコノミスト』に部分訳と岡田さんの解説が収録されている。この論文はFRBが日のデフレの経験に学んだとされるもの。いまも何度も読む価値がある。 このFRB論文を読み直すと、いまの日の状況を考えるときに非常に参考になる、というか、私たちは同じ失敗を規模を数倍してくりかえしているとしか思えない。この論文では阪神淡路大震災のおきた95年が日の決定的な岐路だったことを指摘している。つまり長期停滞への岐路だ 93、94年の金融政策がきわめて重要だったが、やはりそのときも日銀行は大規模な金融緩和の決意に遅れたしまった。FRB論文では「93から94年にかけての時期が、金融政策にとって決定的に大切な時期だったかもしれない」している。 FRB論文は日銀の態度をこう指摘する。日

    震災復興をめぐる財務省、日本銀行、官僚的政治家への批判(雑感)
  • 国民の生活重視の人選よりも、単に官僚的な人事を繰り返すのか?:日本銀行審議委員の女性枠維持について

    各種報道によると、白井早由里氏が須田美矢子委員の退任に伴い、次期審議委員の候補になるという。白井氏は欧州経済やIMF改革などについての業績をお持ちな方である。しかしいまの日銀行の政策について、特に国民的な問題であるデフレ問題についてどう考えているのか、少なくとも私はほとんど知らない。そもそも今回の人選は明らかに日銀行と藤井内閣官房副長官主導による審議委員の「女性枠」維持のための人選であろう。 つまりデフレ問題や国民経済がどうのこうのというよりも官僚的な前例踏襲主義を尊重した結果である。民主党内や政権内部にも、このようなでたらめに近い人選の基準を批判する人たちが多くいるはずである。率直にいって白井氏の過去の業績をみても、日のデフレ脱却に積極的には思えず、その点でも不適格だと思うが、さらに「女性枠」などというバカげた慣例を墨守している危機感のみじんもない人選は、いまの政府と日銀行の経済

  • 河合幹雄「マンガ表現の規制強化を問う」

    めったに読まない、というかしばしば呆れてる雑誌筆頭『世界』。しかし今号は違うw。クルーグマンの論説の翻訳があったり、木村剛についてのルポもあり読ませる。ここでは河合幹雄氏のマンガ規制についての論説を紹介。 ご存じのように日、都議会の総務委員会はマンガ規制条例案を可決した。会議でも可決するのだろう。スキルの不足する議員たち(いったい何人が政策策定能力があるのだろうか?)、官僚のリークによる政策過程の空洞化、都の恣意性の強いガバナンス、一部の「識者」の「私物化」となっている各種委員会や行事の在り方、またマンガ規制自体の実証的根拠のなさと、それを支える主張の反対賛成を超えたあまりに感情的な表出など、まさにこの都条例問題は、僕からみると日銀行問題の別様の縮図でしかない。 いまあげたほぼすべての論点を河合氏は彼独自の視点からまとめていてとても有益だ。 まず冒頭で、6月の否決を促した条例反対運動

    河合幹雄「マンガ表現の規制強化を問う」
    guldeen
    guldeen 2010/12/14
    設問の時点で、そもそも偏向してるでしょ、これ…▼永井豪が、ハレンチ学園→デビルマンを描くに到る際の、懊悩が分かる気がするわ。
  • 岡田靖さん、いままでありがとうございました 2010-04-12 - Economics Lovers Live

    昭和恐慌研究会、『エコノミストミシュラン』などで常に私たちリフレ派の重鎮であった岡田靖さんがお亡くなりになりました。悲しいことです。2001年の暮れに、岩田規久男先生の『デフレの経済学』と野口旭さんと私の『構造改革論の誤解』のダブルの打ち上げの席で、初めて岡田さんにお会いしました。10年にも足らぬお付き合いでしたが、もちろん多くの勉強をさせていただきました。経済学は単なる学問ではない実践的なものである、ということも岡田さんから学んだことです。そして石橋湛山が「リフレ」という言葉を初めて日に紹介し、そして岡田さんは「リフレ派」としてその言葉を受け継ぎ、90年代から今日まで、ネットの世界を中心にしてリフレ派を事実上形成した影の立役者です。岡田さんのような天才肌の人がリフレ派に多いことも私のようなものには大きな励みとそれ以上に頼りでもありました。半月ほど前にみんなと一緒に快気祝いをしたばかりな

    岡田靖さん、いままでありがとうございました 2010-04-12 - Economics Lovers Live
  • すべての人に贈るだまされないための経済入門ーベストブックガイド100+1

    勝間さん、宮崎さん、飯田さんの共著刊行を記念して以下にすべての人に贈る、一部の政治家・官僚・マスコミ・評論家や一部の経済学者、そしてほとんどのアルファブロガーやネットで自分の利害でしか書けないのになぜか経済を語る株式・資産運用者たちの放言などなどにだまされないためのブックリスト。 これ以上体系的でまた啓蒙的なブックリストは作成不可能。自信をもってお薦めします。とりあえず改行したところでひとまとめのコンセプト(僕と主張が違うでも対立軸を明確にするため参考になる対論のも掲載)。 まだ一冊も読んだない人はぜひ一読を。そして経済書を読んできた人は何冊読みましたか? 勝間和代、宮崎哲弥、飯田泰之『日経済復活 一番かんたんな方法』 日経済復活 一番かんたんな方法 (光文社新書 443) 作者: 勝間和代,宮崎哲弥,飯田泰之出版社/メーカー: 光文社発売日: 2010/02/17メディア: 新書

    guldeen
    guldeen 2010/01/31
    せめて、5冊か10冊に絞っていただきたい…。(汗)
  • 日本銀行のいいかげんなデフレ論議 - Economics Lovers Live

    銀行が12月1日の政策決定会合の内容を公表した。特に注目したいのは次の文章である。 http://www.boj.or.jp/type/release/teiki/giji/g091201.pdf 多くの委員は、わが国経済は持ち直している ものの、来年度の半ば頃までは回復ペースが緩やかなものに止まる と見込まれる中で、このところの国際金融面の動きや為替市場の不 安定な動きが企業マインド等を通じて実体経済活動に悪影響を及ぼ すリスクが加わってきているとの認識を示した。ある委員は、最近 のデフレを巡る議論の拡がりが、家計や企業のマインド面に悪影響 を及ぼし、実体経済に対する下押し圧力が強まる可能性も懸念され ると付け加えた。 こうした情勢判断を踏まえ、委員は、日経済がデフレから脱却 し、物価安定のもとでの持続的成長経路に復帰することを支援する ため、金融政策面からの追加措置が必要であると

    日本銀行のいいかげんなデフレ論議 - Economics Lovers Live
    guldeen
    guldeen 2010/01/30
    要は「誰もがネコの首に鈴を付けたくない」というだけの話。付けた者がそしられ、殉教者としてのみ記憶されるような状況では、そら判断も鈍るわ。
  • 生まれたときから日本はこんな感じで今さら不況だからどうとか言われてもよくわからない - Economics Lovers Live

    エントリーのタイトルは『小悪魔ageha』最新号より 切込隊長と超越議論をしたときに、隊長が以下のことを書いたのが心にひっかかってた。特に強調部分(強調したのは僕)。 http://kirik.tea-nifty.com/diary/2008/12/post-9f83.html#more 完全失業率とか 良く分からないです。実体経済は前に比べて悪化してると思いますが、前が異常だったんじゃないですかね。無理な信用創造を繰り広げて世界的にバブっていたころと比べて、いまは実体経済最悪だ、というのは相対的に見てそれはそうだろうけど、元からこんなもんだったんじゃないかと、ロスジェネ世代な私は思ってしまいます。 問題は、実体経済が悪化するのは当然として、それがしばらく続くのも当然として、はて、どう対処して環境に適応するのかしら、という話じゃないでしょうか。 ロス・ジェネ世代だけどもバブった頃の記憶もあ

    guldeen
    guldeen 2010/01/20
    あと、生まれた頃からカラーTV・ゲーム機・ネット・ケータイがある世代とそうで無い世代との、テクノロジーギャップってのもありましてね…
  • Economics Lovers Live (麻生太郎推薦)川口盛之助『オタクで女の子な国のモノづくり』

    いただくどうもありがとうございます。 「かわいい」や「女の子っぽい」という感覚的な差異を、最近の日のさまざまな製品に見出し、そこに日文化史を援用して、日オタク製品の素晴らしさを見出そうというユニークなです。そのオタク精神を刻印された「製品」のレパートリーは幅広く、小は「ペンまわし」(笑)から大はつけ耳をしたとしか思えない最新(萌え)新幹線車両まで実に話題が豊富です。そして各オタク製品を歴史的な視点から見たおたく進化のフロチャートや、大胆に分類された四象限マップがネタ的に投下されていて、読み手の脳髄を刺激します。 オタクで女の子な国のモノづくり (講談社BIZ) 作者: 川口盛之助出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/07/18メディア: 単行購入: 7人 クリック: 294回この商品を含むブログ (31件) を見る そして断言しましょう。このは、かのメトロン星人

    Economics Lovers Live (麻生太郎推薦)川口盛之助『オタクで女の子な国のモノづくり』
    guldeen
    guldeen 2007/07/24
    「カワイイ」という日本語がすでに世界中で通じる言葉になっているように、日本的な「少女感性」由来のグッズが世界展開している、という視点からの経済論。
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