今日は、昨年から読んでいた漫画の最終巻をKindleで購入した。ラストが切なく、思わずホロリとし、そしたら止まらなくなって、しばらくシクシク泣いていた。 ほのぼのとした優しい漫画で、なんとなく話の閉じ方も見当がついていた。それでも涙を誘われたのは確かだけど、そんなに、何度も鼻をかむほど泣いたのは、別の理由だった。日々の納得いかないこと、思うように評価されないことなど、逐一向き合えずに心の中で取り急ぎ押入れに放り込んでいることが溢れてきた。 生活の中に改善すべき病理があるというよりは、ただ自分が子供っぽくいちいち小さなことで傷ついているせいだと思う。 恥ずかしいけど、ときどきこうなる。こうでないと解放できないものがある。側から見たら心配な光景だけど、泣いている間、気持ちは少し爽快だった。悪いものを飛ばした感じで、あとはケロリとしていた。 子供のころ、焼き魚の赤身が苦手だった。例えばぶりの照り